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第1話 ひょっこりこんにちは

「そろそろまた、書きましょうか。……ねえ?」


 第1作となる処女作は最終的に70万字にも届く大作となり、しかし人気を博することはついになく。

 満を持して発表した第2作はと言えば、それよりもさらに注目されずに昏き湖の底へと。


 ひざ折れ、ネタは尽き。

 もうダメなのだと。

 でもまだ私の中で燻っているのは、かの伝染病、住血吸虫症で今も苦しんでいるであろう患者の方々のお姿。勝手にひとりで背負ったつもりでいます、今も。

 本当にこの道で、小説を書くことでしか達成できない目標なのかは自問しながら、まだ信じている今はこのまま続けます。


 それで書くのを辞めない宣言をしましたが。小説のネタがないのは相変わらずでして。でも定期的に生存報告はせねば去ったと思われないとも限りません。

 それでこうしてエッセイだけでもと考え、ここに参上いたしました。

 また地べたから始めます。ひざについた砂もそのままに、恥ずかしげもなく立ち上がります。厚顔無恥は生来のもの、邁進した先に何が起こるのかを私自身も知りたくて。


 徐々に注目度が落ちる私のエッセイですが。

 まだ新作の影も見えない制作エッセイですが。

 雑談などで繋ぎつつ、第3作のためのエッセイをここに、ここを建設予定地として。


 始めたいと思います。

 ここから。

 また裸一貫から始めましょう。

 元々裸でありましたよ。タイムスリップしたらはじめさんも時にはスッポンポン。私も始めましょうか裸から。無一文から。


 ろくに良い発表もできませんが。

 すぐにオレゴンを離れて目新しい話題もなくなりますが。

 以前と異なって志もネタもないここから、また始めたいと思います。いつか住血吸虫症にまぶしいほどの光を当てられる日がやってくると願って。


 おれごん未来 2022年6月28日 オレゴンの自宅にて

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