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02 外克服計画

今のままじゃいけない。変わろう。

同窓会に誘われたのかきっかけでそう思った俺は、

「どうやって外にでるか」と言うところに焦点を絞り作戦を考えた。

最終目標は俺をいじめていた奴、ニートになってから見る目を変えた奴、そういった奴らを見返してやる。そう意気込んだ。


俺はいつもやっているゲームを起動しフレンドとボイスチャットを起動した。

「よ、おつかれ」

俺がそう話しかけると相手も「おつかれー」と返してくれる。


俺はネット上では平気で話す事ができるしニートということも隠している。

所詮ネット上のフレンドはネット上のフレンド、そう割り切っているからだ。

どんな事をしても違法でなければ許される。仲が悪くなればフレンドとはシステムで壁を作る事も可能だ。

顔を見るて話す事も無いし立場も対等。そして聞かれて嫌なことは答えない。そういう事も可能だ。

簡単に言うならば自分の配慮次第で安全も確保できるし、本来の自分を隠すこともできる。もちろん隠さないことも。

こういった自分に合わせた環境作りができると言うのが俺が平気な理由だろう。


俺はいつもの3人と話しながらゲームをしていると不意に趣味の話になった。

「お前らさゲームばっかりしてるけど他に趣味とか無いの?」

一人のフレンドがそう言った。そして俺が続きフレンドも続く

「あー確かに、なんか趣味とか当たり前すぎて聞いてなかったな」

「学校とかで話す事なかったら好きな色、食べ物、趣味聞くわ俺」

「いや、流石に色は聞かないでしょ」


他愛もない話だが俺は一つ思いついた事があった。

ーー外の趣味を作れば良いのでは?

俺は外に出ようとすると腹痛に襲われるが一度外で「楽しい」と思う経験を積んでしまえば、ゲームのようにやり込めるのではないかと思ったのだ。

果たして腹痛を忘れるほどの楽しさがある趣味が存在するのかは不明だが当たって砕けるの精神でフレンドに聞いてみた。

「お前らさ、外の趣味ってあんの?」

フレンドがどういうこと?と聞いてきたので俺はこう答えた

「室内込みだったらゲームって言うでしょ?」

「おっしゃる通りです」

そこで笑いが起き、フレンドが口開ける

「俺は釣りとかやってたなぁ」

釣り、俺もやった事はある。楽しいし一時期ハマった。

だが近くの釣りスポットは埋め立てによって消えてしまい、俺はそこから釣りをしなくなった。

「あ、俺趣味とかじゃないんだけどさ」

その一声で思考をフレンドに遮られる。

「どうした」

「サバゲーってのをやってみたいって思ってるんよ」

そこに別のフレンドが加勢する。

「俺やってるよ、めっちゃ楽しい。つかお前らFPSが好きなら絶対ハマると思うよ」

俺は考えるより先に口を開いていた

「え、詳しく教えて。めっちゃ気になるわそれ」


サバイバルゲーム、通称サバゲー

簡単に言うと現実で遊戯銃を使う遊びだ。

俺は心の中で計画など置いてサバゲーをやってみたい。そう思うようになっていた。

どうも仮屋です。前に投稿した「自己紹介と注意。」通りです。


絶対どっかで誤字あるわ。見つけたら教えて。

なろうのシステムようわかってないから後で編集するかも。

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