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大崎玄蕃と名を変え生き延びた武田勝頼の末裔の咆哮  作者: 吉良山猫
第2章海津城編
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武田海軍

遂に勝頼が海に進出します。武田海軍が遂に動き出します。

遂に勝頼が密かに建造していたガレオン船が3隻完成した。モデルはパイレーツオブカリビアンのブラックパール号ので大砲は30装備している。漆黒の大型化船だ!


一番艦は信濃、二番艦は甲斐、三番艦は越後である。火力も凄いがそのスピードは無敵艦隊でも敵わないだろう!


勝頼はこの次は蒸気機関船、そしてその次は太平洋戦争のあの旗艦を建造するつもりだ…夢は世界統一…


段蔵に頼み船乗りも探していた為良い人材を手に入れた。小浜景隆である。彼を海軍総督に添え一番艦信濃の艦長に任命して人材教育につとめるようにした。


二番艦艦長は工藤改め内藤昌豊を任命し、三番艦艦長は景虎に頼み斎藤朝信に頼むことに成功した。


こうして勝頼は海軍力を手に入れたのである!


史実では幻の武田海軍はいたようだが表舞台に立つことはなかった!しかし勝頼の武田海軍は世界をまたにかけることになる!


同時に輸送艦や小型艦の量産にも成功した。


勝頼は訓練と実益を兼ねる作戦を景虎に提案して受け入れられた。


そう佐渡制圧である。あの島には未だ気づかれていない金山が眠っている。佐渡には景虎の言うことや他勢力の言うことを聞かぬ本間一族が独立勢力として君臨しており、外部から攻められても従ったふりをするだけで好き勝手に振舞っていた。


勝頼は訓練と実益を兼ねると同時に本間一族は誰一人生かしておく気はなかった。前世が歴史研究していた勝頼にとって許しても恩を仇で返されるのは100パーセントわかっていたからだ。


話が通じないやつに話し合いは必要ない!下手な話し合いや同情は犠牲を増やすだけだと勝頼は知っていた。


富山城所属の勝頼配下2000、春日山城所属の景虎配下2000の計4000の兵で佐渡を制圧する為に出撃したのである。


勝頼は山県昌景を総大将として派遣した。鉄砲500、足軽500、景虎軍と合わせ騎馬3000の編成である。


史実で日本最強の騎馬隊を指揮した山県昌景が騎馬隊を指揮して上陸した時点で勝負は決まっていた。


本間一族は軍を要所で出してきたが昌景率いる騎馬隊の敵ではなかった…最後に本城に兵士1000で籠城して抵抗した本間一族であったが4000の山県昌景の軍勢に敵うわけもなく城を得ようとせず勝負を急いだ山県昌景の火攻めにより本城は焼失、降った兵や武士は全て許したが本間一族は後のことを考え根絶やしにしたのであった。


佐渡を抑えたことにより勝頼は莫大な金を手に入れたのである。


佐渡金山開発と支配の責任者に富山城から上泉秀胤を呼び寄せ全権を任せることにした。


山県昌景は海津城に戻った際に勝頼から恩賞として勝頼が助五郎を通じて手に入れた島田儀助作の名槍と多額の銭を授けられた。


勝頼だから出せる品物と金額である!昌景は勝頼の厚遇に瞳に熱いものを浮かべながら感謝するのであった。


「勝頼様、この昌景一生ついていきますぞ」


勝頼としては当然の報酬であり山県昌景が自分の腹心である事を心から感謝するのであった。


戦国時代の料理好き大名として知られる伊達政宗のように勝頼も料理好きで家臣たちに定期的に料理を振る舞う。


今日は佐渡制圧の宴だ!勝頼は越後や富山城から届いた新鮮な魚介類を今で言う握り寿司にして家臣に振る舞った!醤油を製造できる勝頼ならではのもてなしだが家臣達はあまりの美味さに酒を飲むのを忘れておかわりをするのであった。その輪の中には勿論葵がいたのは言うまでもない。葵はこんなに美味い物を毎回食べさせてくれる勝頼の側を一生離れないと心に誓うのであった。

世の中器用な人、不器用な人がいますが筆者はドラゴンボールのベジータ並みの不器用な人間です…器用な人間になりたいたものです。

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