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大崎玄蕃と名を変え生き延びた武田勝頼の末裔の咆哮  作者: 吉良山猫
第2章海津城編
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化け物

松代温泉に関しては現在のデータを使わせてもらっています。

ここ掘れワンワンではないが葵と網丸が松代温泉を見つけてきた。勝頼は歓喜して葵に何でも望む物を褒美にとらすと言うと葵は自分に似合うと思う色の反物を選んで欲しいと言った。


勝頼は女子のようなことを言うな?と思いながらも葵には最上級の橙がかった黄色の反物を褒美に取らせ、網丸には青い水晶の様な玉をあしらった首輪を与えた。


な○ごく少年○プア君のチャッピーに似てるからと思ったからなのは秘密だ。


勝頼はすぐに温泉を整備して勝頼たちが入る用の温泉施設と庶民や旅の者に有料で入る事が出来る温泉施設を整備して運営は風魔衆に任せた。


松代温泉は強い塩味、鉄味、炭酸が特徴だが高血圧、リウマチ、創傷に効果がある。


勝頼は景虎に手紙を書くと共に全忍軍を使い全国に宣伝した。これにより莫大な利益と様々な人物と出会うことになるのを勝頼はまだ知らない…


忍軍の宣伝の効果と勝頼が考えた料理などもあり松代温泉は日本一の温泉と呼ばれるようになる。


勝頼は痒いところに手が届くではないが自分がやりたい事を補助してくれる葵に心から感謝すると共に有能さに口元を緩めるのであった。


そんななか勝頼にとって嬉しいが嬉しくないようなことがおこった。


上泉伊勢守が領地を主君に返上して勝頼の家臣になったのである。


勝頼は歓喜して家老に取り立てたのだが…この男優秀すぎるのか手加減を知らない…勝頼の才能を愛するあまり毎日稽古をつけてくれるのだがいかんせん強すぎる…本当に同じ人間か?


勝頼は剣には自信があったし毘沙門天の加護もあったが本気を出した上泉信綱からはいまだに一本も取れないというかサンドバッグ状態だ…


強すぎる大将との異名を持つ勝頼であるが上には上がいると反省するとともに修行に励むのであった。


上泉信綱としては最強の弟子と認めて奥義を授けたのだが、勝頼を指導するたびに自身もますます強くなるのであった…


剣聖というより化け物だと勝頼は思っていた…昌景や信春も時々指南を受けているようなので正式に剣術指南役になってもらったが成長してもあの化け物には勝てる気がしない…


頑張っても勝てない相手がいると悟った勝頼なのであった。


傷だらけの身体を癒してくれたのは松代温泉と風魔の秘術で治療してくれる葵なのであった…


ある日勝頼は海津城下で橙の着物を着た透き通る白い肌の美しい少女を見かけたので追いかけたが

見失ってしまった。


夕食の際勝頼は重臣達や葵達といつも一緒なのだが勝頼は美しい少女をみたことを話すとなぜか葵がポッと照れていた…なんでやねん!


また信春は妙に小綺麗な狸が綺麗な首輪をつけて歩いていたのをみたと笑ったが網丸が足に噛り付いた…成る程、狸の正体は網丸か…


鈍感な奴めと勝頼は苦笑いした。日本一の鈍感な奴は勝頼なのであるが本人は気づいてない…


笑いながらの夕食であったが色々な思いが交錯するのと勝頼の財力があがり家臣団がより強くなる今日この頃なのだった…

勝頼は鈍感ですが筆者もそれ以上なんですよね…

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