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大崎玄蕃と名を変え生き延びた武田勝頼の末裔の咆哮  作者: 吉良山猫
第4章小田原城編
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勝頼の愛

いつも誤字脱字ありがとうございます。

服部半蔵は驚いていた…いかに次期棟梁と言えども所詮は女子と思っていたのだが、稽古をつけている風魔葵がいかんせん強すぎる。


これはもう術などを教える以外ないなと思わせる強さである。


風魔葵が可愛くてか弱いから死なない為に鍛えてくれと言った武田勝頼は頭がおかしいのではないかとさえ思った。


しかし、その理由はすぐに理解できた…武田勝頼と上泉信綱の打ち合いを見ていたら…もうそれは人の領域ではなかったからである。


こんな化け物達の巣窟に戦を仕掛けたなら惨敗の理由も納得がいくと言うものだ。


服部半蔵は力を隠して生きてきた…その理由としては忍びはあくまで影の存在と考え目立つのをよしと考えなかったからだ。


実際の能力は加藤段蔵や風魔小太郎にも匹敵するのは間違いない。


そして、服部半蔵が本当に強いからこそ武田勝頼達の恐ろしさが分かるのである。


そして風魔葵に関しても一目も二目も置いていた…


暫く風魔葵を見てきた服部半蔵であるが、ある日から二人が一線を越えたのを理解していた。


勿論普通の者達にはバレていないだろう。


そして武田勝頼が、風魔葵を誰よりも大切にしてることにも気付いてしまった。


武田勝頼は風魔葵が、女の子の日以外は常に寝床を共にしているのである…


すなわち普段はほぼ、武田勝頼は風魔葵と寝ていることになる。


戦国大名として、世継ぎの為にも平均的に回るのが常なのだが…勝頼が葵を特別扱いしているのは明白であった…


それ程までに武田勝頼は風魔葵を愛していたのである。


もし令和の世なら、武田勝頼は風魔葵をただ一人一生愛し続けるだろう…

好きな人といたいのは駄目ですか?

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[一言] あれ、上杉は?
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