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魔法剣技大学の日常  作者: せい@初心者
14/16

1回戦3

はる達の試合は、次の次の試合である。

そこで、次の試合ははるたちと違う会場の試合を見ることにした。

けいと次の試合の対策を話しながら、試合の開始を待っていると、俺は最悪の顔をみることになった。

そう、それは二度と見たくないと思うほどに最悪の顔である。文字で表現すると、少し顔は良さげの少年を。名前は記憶と違うがそんなのは関係ない。

観客の目線が俺の方へ向く。不思議に思うと、けいが

「おい、どうした?そんなに殺気立って。」

どうやら、苛立ちが殺気となって漏れてたらしい。

「いや、最悪の顔を見ただけだ。当たらなきゃいいんだ。」

これは、希望的観測だ。当たる確率は戦うごとに上がっていく。俺とはるが勝ち続ければ、絶対に当たってしまう。はるが当たるならとも考えるが、それでもこいつとは当たりたくない。

そんなことを考えるていると、試合が始まった。りくという奴はどうやらテレポートを使って戦うらしい。りくらしいと思う。あいつらしいウザい戦い方だ。りくに触れられれば最後、テレポートで外に出される。もう一人は、そのサポートをしている。

あっという間に試合のベルがなった。

即行でその場を離れる。けいが遅れてついてくる。

「どうしたんだよ。そんなに早く移動して。」

「あのりくってやつは、中学3年の時にはるをいじめてたらしい。いや、いじめてたのは事実だった。何をやったかは詳しくは知らないが。」

「へえ〜、はるちゃんがね。」

「魔女とか言って、いじめてたとか色々噂された。一時期はるが不登校になり、大変だったんだよ。」

当時から、魔力量が多く不登校になる前に一度暴走したと聞いていた。それが魔女のあだ名になったとか。

「なるほどね。そりゃ、当然の反応だな。

そのあとは、どうなったんだ?」

「登校日数は足りてたから、そのまま卒業して地元を離れたよ。このことははるには内緒にするぞ。」

「オッケーだ」

そんな会話をしながら、はる達の会場を目指すのであった。

はる達の試合は圧倒的だった。ゆきなちゃんが二人を一人で相手をし、はるが後衛で魔法を打つ。はるの後衛が優秀であり、またゆきなちゃんの格闘技術が優秀だからというのが理由であった。ゆきなちゃんはテレポートとしてかなり優秀だなと改めて思う。

あっという間に終了のベルが鳴る。

「お疲れ様。」

と俺とけいは迎えに行き言った。

「お互い勝ち残れたね。それにしても、咆哮とは考えたね。」

とはるが言う。

「まあな、次もこれでいけるかな(笑)」

もちろんいけるわけがない。

「さあね、相手によるんじゃないの?」

いけないのに、意地悪なやつだ。


魔法剣技祭は1日一回しか試合がないので、午前中に終わった俺らはかなり暇になった。よってまずは昼食をとる流れになった。

昼食を済ませると俺たちは、試合の観戦をしながら反省を行なっていた。あまり集中できなかったのをけいは気づいてたみたいだが言わないででくれたらしい。

そんなこんなで1日目1回戦は全過程の終了が終了したのだった。





1回戦終了です。

2回戦はあっさり終わらせる予定です。

3回戦、準決勝はちゃんとはるとゆきなちゃんにもちゃんと焦点を当てる予定です。

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