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無駄な人生にお別れを  作者: 仲村むおん
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二、進歩

お金が無くなって絶望中

いつの間にか寝てしまった彼は夢を見た。そこは暗闇のような所だったが白い光が波紋のように流れていた。その中でもひときわ光っているようなドス暗いような方へ歩いてみた。ふと目の前に物体とは呼べないまがまがしい何かが現れた。「マ...クル...ユ...サレ....シ...」よく聞き取れない。夢なのだと自覚し始めたころ。「ん..んぁ...」目を覚ました。よくわからない夢を見たが、あまり覚えていない。「なんか見たような気がしたけど、疲れてたか...」眠い目こすりながら今の自分が金を使いすぎていたことを思い出しため息をついた。「腹減ったし、パンでも食ってまた寝よう」そう思い台所に向かい食パンを手に取ろうと思ったのに、なぜか包丁を手に取り自分の左手の手首をカッ切った。「えっ?..」自分が何をしたか全く理解できなかった輝はじわじわと訪れた痛みと勢いよく流れ出る血を見て声にならない叫びをだした。「ぁ...い、いてぇ!いてぇよ!!」左手をおさえながら苦しんだ。「そうだ!絆創膏!絆創膏どこだっけ!?」それで防げるレベルではないが、判断力が鈍った輝は棚を漁っているうちに倒れてしまった。

判断力を失ったときに正確な行動をとることは難しい。

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