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魔法というより奇跡かな  作者: ヒロインになりたいモブ
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No002 旅路

思ったより早くの最新です。読んでいただければ幸いです。

第2章

 クランは隠し切れない後悔をしていた。なぜこんな名無しの少年を信じたのだろうか、と。よくよく考えればこの招待も知れぬショタと付き合ってられるか!!などと何度も考えた結果、

「分ったわ。よろしくね。」「はい。」

上記の通りになった。

「よくわからずいいって言っちゃったけどさ、君、だれ?」

何をいまさら。

「名乗る名前もなく、自分の生年月日も知らないただの通りすがりの子供です。」

「結局子供ということしかわからない。」

クランはあっけにとられたものの自分のことを説明し始めた。

「私はクラン。ここらじゃ有名で決してクランていう最低な女じゃないからな。年は16。」

「御意。弟さんは?」

「ルーンよ。年は9歳、体が弱くて最近はたってもいられならない。」

蒼い目の少年は

「それじゃ、旅もできないね。ちょっと見せて。」

クランはルーンの部屋へ案内した。

「姉ちゃん、この子は?」

「えーと、詐欺師かな?」

「ひどいな。」

蒼い目の少年はルーンに近づく。

「アジューマハン・デル・アステーラ・ビア・レプラ」

謎の言葉とともに青い光がルーンを包む。

「あれ?楽になった。」

ルーンは驚きクランは唖然とした。

「ま、魔法?」

「うん。これで少し楽になったろう。でも僕は治癒魔法は苦手でね。クランが魔法に目覚めればきっと病弱な体じゃなくなるよ。」

「私がルーンを治せるの?」

「可能性の話さ。3割ほどの確率でできると思う。僕について来れば。」

ルーンとクランは目合わせうなずくとクランは

「喜んで行くわ。でもどうするの?」

「魔法学校に行けば早いんだけど学費払えないでしょ。だからホルピタ山にいる長老の魔法を借りるんだ。彼は魔法を開花する魔法を持ってるからね。もし成功したら僕の願いを聞いてほしいんだ。」

クランには疑問だった。

「いいわよ。でも願いって?」

「治してほしい人がいるんだ。」

「人助け・・いいわよ。じゃあ明日出発するから準備ね。今日はここで止まるといいわよ。」

「分った。」

 その日は楽しい夜だったとクランは後に語った。夜ご飯を少し元気になったルーンと名無しとで食べてゆっくりと休息をとった。明日、久しぶりにゴミだめから出てもしかするとルーンが元気になるかもしれない。これほど待ち望んだ願いはなかった。その日の星は輝いていたらしい。

 次の日、朝を迎えた。クランとルーンは自分たちの最も丈夫できれいな服に着替えてクランは大きなリュックを背負った。蒼い目の少年は昨日と同じくきれいなローブと小さなぶら下げるタイプのリュックを背負った。

「よーし、出発ね!!」

「おー!!」

クランとルーンは大はしゃぎ。名無しは呆れた顔でため息をついた。

「クーラト・ヂーアル・レイブラ・ラ―ネ」

すると黄色い光に包まれる。

「何の魔法?」

「スピード加速魔法。普通に歩いてるつもりがずっと走ってるみたいなスピードになる。早く着くから。」

「へー、便利ね。」

クランは感心した。

「姉ちゃん、名無し兄ちゃん早く行こう。楽しみなんだ、僕ここから出たいよ。」

「オッケー、行きましょう。ほらー名無しも!!」

「・・・。」

3人はゴミだめの町を抜け山を登り始めた。2つ、3つ、4つといくつもの。川にも突き当たったが泳いで通った。名無しは魔法で自分の体重を0にするとクランに引っ張らせた。順調に進む中こんな会話も・・・

「名無しを名無しって呼ぶの嫌なんだ。だから名前を付けてやろう。」

「はあ?」

「姉ちゃんいいね、それ。」

「じゃあ、きれいな蒼い目をしてるからアオに決定!」

「何かそのままなんだけど。」

本人は嫌がってるけどなんだかんだでアオに定着したみたいです。

「アオはさあ、どこで魔法覚えたの?」

「独学。」

「え?どーやって?」

「魔法書とか読んで。」

「え?字読めるの?」

「バカにすんなよ。」

とかなんとか話しているとコソコソ茂みから音が・・・。登場したのは・・・

短くなりました。文面おかしいので穴があったら入りたいきもちでいっぱいです。用事が出来たので変なところで終わってしまいました。すいません・・・。

名無しにもやっと名前ができました。アオです。最後に出てきたのはネタバレですと文学少女になります。じかいも最新早めにします。

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