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魔法使い殺し 2

「冴子様がケンシンにおくれとるありえない。卑怯なことされた?」

「そ、そうねぇ。あり意味、卑怯なことをされたわ」


 冴子先輩は黒井さんに言うと僕は


「冴子先輩。剣の魔法使いはそんな強かったの?」

「あなた達も戦ったからわかると思うけど剣の魔法使いはかなり強いわよ。ただ私ほどじゃないって思っただけよ」

「そうなんですか?でも何でこんなボロボロに」


 冴子先輩の実力はわからないけど強いと思うから大丈夫だと思ってたけどまさかボロボロになって帰ってくるなんて。


「まさか、魔法使い殺し?」

「正解よ愛香。あいつは魔法使い殺しを持ってる。私は杖をあいつに魔法使い殺しで壊されて魔力の大半をもっていかれたわ。でもそれぐらいしないと私は生きて帰って来れなかったかもしれない。そう思うほどやつは手強かったわ」


 冴子先輩が悔しそうに言う。魔法使い殺し。そんな武器があるのか。それじゃそれで僕は心臓あたりを狙われたら


「無村君の場合は二重の意味で死ぬわね。物理的に死ぬってのと魔力のある心臓を斬られるのは魔法使いとしても死ぬしね」


 心臓きられたらまず普通に死ぬよ?後僕一応魔法使い扱いなのか......。まぁ多少は魔力のコントロールできるからそうなるのかぁ。


「僕もじゃ狙われてるよね。今更だけど」

「い、まさらというか魔法使いのお偉方は無村君しか目的じゃないから。私達はただ、障害になっている、だけ」


 僕が狙われるのはいいけど冴子先輩達が傷つくのは嫌だな。好きな人には傷ついてほしくない。


「私は、負けたけど愛香。あなたなら大丈夫、よ」

「そんな。私冴子様より弱い。なのに剣の魔法使いには」

「そうね。私は愛香よりは強いは。魔法使いとしてはね。でも接近戦なら私よりも強いでしょ?私がそう育てたんだから」


 冴子先輩が黒井さんに言うと冴子先輩は口からまた軽く吐血する。


「冴子様!」

「ご、ごめん。愛香。少し、休ませて、もらうわ」


 冴子先輩が僕のリビングにあるベッドで寝ると僕は黒井さんに


「黒井さん。これからどうする?」

「どうする?愚問。剣の魔法使い殺す。私の大事な人傷つけた。だから殺す」


 僕も冴子先輩を傷つけた剣の魔法使いには腹は立っているけど殺すって、そこまでやる必要はあるのか?僕は黒井さんは人殺しにはなってほしくない。


「黒井さん。僕は黒井さんに人殺しには」

「無村。考え甘い。それに相手は人間の形をしたバケモノ。人殺しにはならない。あれはバケモノ。そう思い込む」

「いやあれは確かに人」

「違う。私も剣の魔法使いもバケモノ。わかった?」


 黒井さんは僕に黙らせるように言うと僕はそれ以上は何も言わないようにした。

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