魔法使い殺し
「そろそろ終わりにしようや。移動の魔女!」
「そうね。私も早く終わらせたいわ。そんな危険物を持ったやつと戦うなんてしんどすぎる」
私はケンシンの隙をついて杖をふるうとケンシンは魔法使い殺しを私の杖に当てて私の杖を破壊する。
「これでお前の武器は消えた!これで俺の勝ちだ!」
「そうね。今回は負けを認めてあげる。でも次は負けないわよ!あ、これ言うと私があんたより弱いみたいじゃない。ま、いっか」
私は移動魔法でケンシンの前から去る。いやぁ。少しなめすぎていたわね。でもこれなら多分愛香なら勝てるわ。魔法使い殺しの弱点は私知ってるし。
私は自らの拠点にしている場所に移動するとそこで休憩をとった。
僕、無村 名雲は今好きな人、冴子先輩を心配していた。冴子先輩が学校に来なくなって三日経つ。しかも黒井さんには何の連絡もいってないらしい。
冴子先輩が学校に来なくなって四日目の朝、僕は家から出ると家の前に冴子先輩が立っていた。けっこうボロボロな姿で
「や、やぁ。無村君。無様な格好を見せるね」
「さ、冴子先輩!大丈夫ですか!」
僕は冴子先輩を家の中に入れて応急処置をできるだけする。学校はサボったけど。
「すまないね。いつもいる空間に戻ったけど少し休んでからここに飛んできたから身なりを整えるのを忘れていたわ」
そんな焦るほどのことがあったのか?
「愛香にも連絡はしておいたから放課後にでもこっちに来るはず」
「冴子様。そんな遅いありえない」
黒井さんは堂々と僕の家に入ってきた。あれ?インターホン鳴らした?何も聞こえなかったけど
「私と無村の仲。それに冴子様の状態。私急いだ。だからインターホン鳴らしてない」
そうかそうか。急いでても鳴らそうよ。怖いからさ。
「は、はは。愛香はたまに面白いことをするわね。そういうとこも好きよ」
「私冴子様大好き。だから何かあればすぐに来る。学校をサボっても」
「だめよ。そういうとこはなおしなさい。私だっていつまで傍にいれるかわからないんだから」
冴子先輩は黒井さんに厳しく言ったが頭を撫でながら嬉しそうな顔をしていた。見ていて尊いなこの二人。
「冴子様誰にやられた?剣の魔法使い?なら殺してくる」
「待ちな、さい。確かに、剣の魔法使いだけど話を聞いていきなさい」
冴子先輩は軽くせきこむと黒井さんが冴子先輩に近づき心配そうな顔をしていた。
「冴子様!大丈夫?」
「大丈夫と言いたいとこだけど少し休まないとしんどいわ。剣の魔法使いのこと舐めすぎていたわ」




