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剣の魔法使い ケンシン

 僕はケンシンの攻撃を避け、黒井さんの方に意識がいっている間に僕は距離をとる。


「これ以上は時間の無駄か。どうせ愛香が私の邪魔をするだろうし」

「当たり前。私任務。無村護衛。それにお前嫌い」

「はっはっは。嫌いという部分は冗談ととっておこう。じゃあな。次にまた俺がくるかはわからんがな。俺には後三人弟子がいるからな。俺とまた戦う前に死ぬなよ。無村」


 それだけ言った後剣の魔法使いは僕達の前から消えた。


「あれ?あいつ魔法が使えないんじゃ」

「肉体強化。それを一瞬くらいならあいつはできる。ケンシンは剣の魔法使い。でも異質。あいつの場合魔法じゃなく剣の腕がすごい。だから剣士に近い」


 肉体強化で僕達の前から一瞬で消えるほど速いのか?それならギンジの何倍も強いじゃないか。


「前に戦った孤高の魔法使いとも引き分けるほど。孤高の魔法使いは戦い方が上手い。剣の魔法使いはごりおし。それであれだけの強さ」


 つまりは脳筋ということだね。でもあれは確かにやばい。このままだとジリ貧になる。


「冴子様が剣の魔法使いをどうにかしてくれてる」


 冴子先輩が?それなら助かるけど。

 僕はとりあえずその場に倒れ、黒井さんは倒れた僕を見ていた。なれないことしてつかれたのか今はもう休みたい、かな。




 私、木村 冴子は今無村 名雲のことを直接的には護衛できないけど近づいてくるやつをどうにかはできる。私はそのための行動をしていた。まずは夜、学校付近をうろついていた魔法使い。そいつには無村君にはてをだすなとくぎをさしておいた。だからそっちは大丈夫だけど今回向けられてきた刺客は剣の魔法使いとさっき愛香から連絡をもらい、私は剣の魔法使いを探していた。


「あいつは私の大事な愛香にもてをだそうとしてるからね。お仕置きしておかないと。でもその前に」


 私は剣の魔法使いの拠点をいちはやくみつけ、まずは弟子を潰すことにした。双葉町から隣町にでるさかいめに魔法結界で空間をつくってそこを拠点にするなんて。必ずだけど剣の魔法使いには協力者がいる。


「さーてと。後輩と愛香にはいいとこ見せないといけないからねっと!」


 私は剣の魔法使いが拠点にしている空間に無理やり移動する。移動した先には腰に小さな短剣を装備し、口に赤いマスクをした黒髪の男ともう一人、腰にあれはナタかな?を装備している白い髪で片目を黒い眼帯で隠している男がいた。


「侵入者ぜよ。ゼクト」


 口に赤いマスクをした男がもう一人の男に言う。


「ああ。わかってんぜ。ザクルン」

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