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銀の剣士

「僕も簡単にやられないよう色々した準備してきたのに。まさかこうも簡単に捉えれるなんて」


 ギンジと名乗った剣士が呆れていると僕は椅子に縄で縛られていたからその縄を魔力でほどく。


「お?」

「ぼ、僕だって一ヶ月何もしてなかったわけじゃない。こ、これくらいはできるよ」


 僕は椅子から立ち上がってギンジに言うとギンジは背中の剣を抜く。


「なるほど。簡単にことは進んだが思い通りにはさせないって感じかな。いいぞ。その方が僕もやりがいがある」


 ギンジは抜いた剣で僕に斬りかかり、僕は何とかギンジの攻撃を避ける。


「おいおい。逃げるだけじゃ勝てないぞ。攻撃してこないか!」


 ギンジはまたも剣をふるい、僕はギンジの攻撃を避ける。僕が攻撃できないのをわかってるくせに!これを使わないと黒井さんが来てくれないし隙を見て使うしか。

 僕はポケットをまさぐるとなんとか黒井さんにもらった氷の結晶があるのを確認する。

 これをとらないでいるとかあいつは案外いいやつなのか?


「僕はね。汚物は基本触りたくない。君を触る時も手袋をしたぐらいさ。魔法使いなんて汚い奴触りたくはないのさ。師匠は剣を教えてくれたし僕に戦い方も教えてくれたから別だけどね!だから君のポケットにこの状況をだかいできるようなものがあっても触りたくないからとらないでいたのさ」


 それはそれである意味ありがとうだし、尊敬もできるわ。僕を汚物扱いはムカつくけど。

 僕は氷の結晶を握りしめると巨大な氷が僕の前に生成され、僕はそれをギンジに向かって投げつける。


「おりゃぁぁぁ!」

「へぇ。魔法使えるんだ。やっぱ君のも所詮汚物というわけだ」


 ギンジは剣を垂直にかまえると


「銀閃」


 ギンジが僕の放った氷の塊に向かって剣でつくと、ギンジの剣先に当たった瞬間、僕の放った氷が一瞬で細切れになり地面に落ちていく。


「な、なんだ?今のは魔法か?」

「僕は魔法は使えない。ただこの剣は特別でね。師匠にもらったんだ。銀閃と言って垂直につけばあらゆるものを粉々にできる。物だけだけどね。人体には効かないらしいからよかったな!」


 ギンジは僕に近づき僕は必死に避けるがギンジはさっきと違って剣をふるう速度を上げる。


「うっぐ、」

「あんな巨大な氷の塊を放ってくるんだ。そんなやつを遠ざけないのは当たり前。それに魔法使いは基本接近戦は弱」

「それはどうかな?」


 ギンジの横腹を急に現れた人が蹴りとばす。ギンジのことを蹴り飛ばしたのは黒井さんだった。よかった、来てくれて。これで一安心

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