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夢の魔女

「僕を鍛える?なんで?」


 僕は普通の人でいたいから魔法を覚える気はないんだけど。使えたらかっこいいとは思ってるけど。


「彼女、冴子殿に頼まれたんだよ。君を夢の中で鍛えてくれと。夢の中で君を鍛えれるのは私、夢の魔女だけだからね。効率とかも考えて私に頼んだんだろう」


 効率とかいうけど夢の中で鍛えるとかなると僕もしかしてけっこう疲れが溜まるんじゃ


「あのー。当たり前みたいなこと聞くかもだけど夢の中で魔法のこと教えるとかなると体とか休まった感じにはならないのかな?」

「それに関しては大丈夫。確かに疲れはするかもだけど夢の中だからね」


 それならよかった。次の日にまで疲れが溜まってるなんてほぼ睡眠とる意味ないしね。


「ただしその分スパルタで行くから多少はトラウマとかにはなるかも知れないねぇ」


 え、待ってそんなこと言われたら


「そ、そうなるなら遠慮」

「遠慮しないでいいわ。私はあなたを厳しくしごくために来たんだから!」


 夢の魔女、ネムさんはそう言って僕に対し魔法をぶっ放してきた。僕は当たらないようひたすら逃げた。




 名雲が狙われ始めて二日目、その日謎の場所にて魔法使いのお偉い方が集まっていた。


「どうする。孤高の魔法使いまでしくじったぞ。次は誰を向かわせる?」


 魔法使いのお偉い方の一人いい、他に集まっていたお偉い方は答える。お偉い方はみた同じ姿をしているので判別がつかない。


「孤高の魔法使いがやられたのは氷の魔女がいるからであろう。なら氷の魔女より強いとされるものを向かわせるだけ。すでに私は次に差し向ける刺客を決めている」


 お偉い方の一人が手を叩くとそこには銀髪で少し老けた顔に黒いタキシードをきた男が現れる。


「こいつは剣の魔法使い。そしてこいつには剣の使いてでかなりの実力者が何人もいる。こいつなら必ずやってくれるはずだ」


 剣の魔法使いを紹介したお偉い方の一人が言うと他のお偉い方は顔が隠れていて表情はわからないが歓喜の声を上げていた。


「ゆけ!剣の魔法使いよ!悪である無村 名雲を殺すのだ」

「嫌ですよ」


 剣の魔法使いと呼ばれている男はお偉い方に言うとお偉い方の一人は


「き、貴様!我ら五賢人の命令が聞けないのか?」

「いや呼ばれたから来ましたけど何で俺が一般人を殺さないといけないんですか?俺の剣がくさるじゃないですか」

「ふ、ふざけるな!先に説明したはずだ!無村 名雲は」

「はい。聞いてますよ。心臓に大量の魔力が集められていると。でもそれだけでしょう?魔法が使えるわけでもあるまいし」

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