木村 冴子
「昨日と同じ部屋にいたはずなのに何で昨日は廃墟で今日は学校?どゆこと?」
僕は一人で悩んでいると黒井さんが
「あれは冴子様の魔法。冴子様は移動の魔女と呼ばれてる。自分のいる場所と別の場所を繋げて人を呼ぶことができたり知っている場所に転移できる。すごい魔法」
冴子先輩そんなすごい魔法使いなのか。転移とかほんとすごい。移動めっちゃ楽じゃん。
「私は氷魔法のエキスパートだから氷の魔女と呼ばれてる。私と冴子様。魔術協会から敵視されてる」
「え、なんで?敵視される理由は?」
僕は黒井さんに言うと黒井さんは僕を指さす。あー。僕が原因か。ごめんなさい。
「私と冴子様。もともとけぎらいされてた。魔術協会のやつら。頭堅い。だから私達よくガンつけられてた」
学校の先生とかでも頭がかたい人はいるしな。魔法使いでもそうなんだろうかな?
「冴子様はやることをやる。多分夜学校のまわり襲う魔法使い倒してくれる」
黒井さんは僕に言うと僕は頷く。学校でも冴子先輩は人気で親衛隊もいるし絶対大丈夫。
「私任務無村護衛。それは任せて。無村魔法使えた?」
は?僕魔法使えないけど?何でそんなこと聞いてくるんだ?は!まさか僕の中の何かが覚醒したとか?
「バカなこと考えてない。真面目に答える」
「い、いや。使えないけど。何でそんなこと聞いてくるの?」
僕は正直に答えると黒井さんはまた少し考えた表情をしていた。僕なんか変なことした?魔法を使ったようなことした覚えはないんだけど。
「わかった。護衛続ける。無村いろいろ気をつけて」
色々とは何か聞きたいけどわかった。ここは頷いとこう。
僕は家まで黒井さんに護衛してもらった後、その日はそのまま布団に入ってねころぶ。昨日と今日でほんと疲れた。もう体が動かないよ。
...起きろ
ん?寝たばっかなのになんだよ。もう少し眠らせてよ
......起きろこのバカ!
「バカとは失礼な!せめて普通と」
......あれ?ここどこだ?僕は自分の部屋で寝たはずだけど。なんかまわりの背景が白いし。
「やっと起きたか馬鹿者め」
僕の前には明らかに魔法使いっぽい格好をしている女の人が立っていた。くろい魔女のコスプレみたいな服にとんがり帽子みたいな黒い帽子。まさに魔女って感じだ。
「ここは私の世界。私は夢の魔女、ネムという。夢の世界でいろんなことができるわ。悪夢を見せることもできるしあなたを夢の中で鍛えることもできる。あなたに魔法を覚えさせることもね」




