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落ち込み

ハイスタのstay goldがすごくすこ

「そ、そんなに落ち込まなくてもいいんじゃないザディック。魔力量は努力次第では増やすことだってできるんだから」


「いいよなエリーゼは、それに比べて俺って来たら………」


………どういうことだろう?

なぜあんなにも普通な点数なんだ?

本当だったら今頃色んな女子にモテモテなはずなのに。

それに俺の前にいたエリーゼは魔力量が多すぎて魔道具が測定することができなかったらしい。

やばいこれ結構病むわ。

そんなことを考えながらふと窓の外を見た。天気ってやつは俺の気持ちも理解せずに快晴でいやがる。

もうこんな教室からでていって寮で寝たい。

そんな愚痴を思いながらため息をついたその時


「おいお前。俺今から飲み物買いに行くんだよ。金ないから金よこせ」

俺の目の前に現れた金髪のそいつは、俺をパシリにしようとしているらしい。


「あ?金持ってきてないのが悪いだろ?俺はいま不機嫌なんだよ」


「なんだお前?お前みたいなザコ、俺の命令に従っとけばいいんだよ!」


「嫌だね。ちょっと魔力量高いからって調子にのるなよ」


「しかたない。俺は上級魔法使えるんだぞ?今からお前の全身に燃えるような痛みを与えることだって……」


「すみません差し上げます」


痛いのは嫌だからな。こういうのは素直にわたしとけばことが綺麗に収まるはず。

………だが、そんな考えとは裏腹にエリーゼが俺の机をバンッ!と叩いて金髪の方を向いた。叩くなら隣にいるリーリャの机をボコボコにぶん殴っていただきたい。


「君たちさすがに酷いんじゃない?ザディック君だってこれからもっと強くなれるんだから、もしかしたら君たちなんてコテンパンにやられる日が来るかもよ」

なんてやさしいんだエリーゼさん。こんな情けない俺なんかのために………

そんなエリーゼさんの素晴らしいお言葉に金髪はにやりとしながら


「まってくれよエリーゼさん。君はこっち側の人間だろ?そんなザコ相手にしてないで、お友達でも作ればいいじゃないか」


「ザコだなんて、ザディック君はエイミーさんの弟さんなのよ。あなたたちはエイミーさんと戦っても勝てないでしょ?ザディック君だってきっとエイミーさんみたいに強いんだから!」


「エイミー?あいつは確かに強いが所詮は女だろ?あんなやつなんてろくに上級魔法も使えずにおっさんの性奴隷になって人生終了さ。もしかしたら君もそうかもね、エリー………」


パチンッ


金髪が言い終わる前に、ついに我慢の限界に達したエリーゼが金髪のほほにビンタをした。

え、なんこれ?とりま俺もビンタしとこ


バチンッ


あーなんかすっきりしたわ。

俺は金髪にビンタをお見舞いしたあと、よっこらせと椅子に腰かけた。

エリーゼと金髪はなんか言い合ってるみたいだけど、先生がきたら金髪に説教ぐらいしてくれるだろう。

そんなことをおもいながらふとエリーゼの足元を見た。

そこには手帳のようななにかがおちていた。

その手帳を開いてみると、なにか文字が書かれていた。


「今回のターゲット エクスフォード………」


俺が名前を全部読み終える前に、手帳は俺の手元から姿を消し、エリーゼの手にわたっていた。

エクスフォードとは俺の名前か………今日のターゲットってことはこいつ今日以外は俺以外のやつがターゲットってことか?もしかしてやりマンなのか?

そんなことを考えているとエリーゼにぐっと手をつかまれた。


「ちょっとついてきて、話があるの」


「あ、あぁ」

俺はエリーゼに引っ張られながら教室を出た。


「あ、あのエリーゼさん。もしこれからするんならぜひ股に下着をくいこませるやつをやりたいのですが………」


「………」

フルシカトだ。もしかしてほんとうにやりマンなのか?

教室を出た俺とエリーゼは、誰も来なさそうな屋上の入り口の前に来た。

重い空気に耐えられず、俺が口を開く。


「エリーゼさん。これはいったい………?」


「はぁ、ほんとうにだるいわねあんた。なんであんたは人の手帳をかってに開けていいっていう結論にいたったの?」

ん?君そんな人でしたっけ?


「え………い、いやエリーゼ、なんでそんな口調になって………」


「はぁ、もうこのさいどうでもいいわ。わたしは殺し屋よ。あんたを殺す。以上」

手帳一つでこんな怒るかね?

うぇいないすよんでくれてあざます。

ブックマークしてほしーなーぁって思ったよ

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