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詩(漢堂朔夜名義)

今日も空が泣いている。

作者: 漢堂朔夜

今日も空が泣いている。


天気予報では快い晴れの日だというのに、声を上げて泣いている。


泣きながら人を運び、荷物を運び、経済を回している。


泣きながら上空を行き来し、時に命を奪う。


泣きながら朝を伝え、夜を伝えている。


泣いているあなたを見ていると、私も自然と涙が出てくる。


どうやったら泣き止んでくれる?


抱き上げたいが、あなたは大きすぎて掴むことすらできない。


言葉をかけてあげたいが、あなたは大きすぎてきっと届かない。


代わりに泣いてあげたいが、私にはそれができない。


今日も空が泣いている、おそらく明日も。


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