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倉持氏はラッキースケベでいつも金欠  作者: ものかろす
藤壺編
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倉持がプールに行く(第3回戦)

打たせ湯の方から声がする。

このプールは水着着用で入ることができる温泉も併設されているのだ。

声のする方に反射的に向かうのが倉持の良いことろでもあり、悪いところでもある。


倉持が現場に駆けつけると、滝のような勢いの打たせ湯によって、赤井の水着が落とされていた。

赤井はなすすべもなく、湯に打たれている。


赤井「う、動けないいいい」

倉持「待ってろ」


倉持は湯に入り、赤井の前で飛びあがり、壁に両足をつき、壁を蹴る反動で横へ飛ぶ、と同時に赤井を滝から引き抜いた。

当然赤井の水着はぷかぷかと湯を漂っていた。

赤井の乳房が倉持のヘソの辺りにこすれる。


赤井「あ… く、くすぐったい…」

倉持「す、すまない」


倉持は赤井を抱きかかえてお湯につける。

水着を拾って、つけるよう促す。


赤井「あ、あの…つけるの手伝ってくれない? さっきもちょっと、大変でさ… きつくて」


倉持は何も言わず、赤井の背後に回った。


倉持「なるべく、見ないようにするから」


倉持は目をつぶる。

悪手である。

水着を赤井の前に合わせる。

位置を調整する際、何度も何度も水着で乳頭をにタッチする。

そのたびに赤井の全身に刺激がめぐる。


赤井「ちょ… 目開けていいから… あ…早くつけて…」

倉持「あ、ああ。 すまない」


倉持は位置をバッチリ調整し、水着をセットして、後ろで結ぶ。

倉持は下を赤井に渡して、そそくさとその場を後にした。

赤井は下を手に取り、右足の膝まで持ち上げて左足を入れ、太もも付近まで上げてから、立ち上がり一気に上げる。


赤井「…」


倉持が次に向かう先には、巨大なウォータースライダーがあった。

高低差約40m、全長約250m。

激しいうねり、各所に設けられた見どころ満載の模様や映像演出。

倉持がワクワクしない訳がなかった。

倉持は近くに誰もいないことを確認して、ウォータースライダーに向かった。


倉持(こんなの、誰かと乗ったらラッキースケベが起きるに決まっている。 悪いけど、一人で乗らせてもらおう)


入り口には三奈とジョディと白銀が待機していた。


倉持「…」


ほんのかすかにではあるが、倉持の鼻腔が広がる。

倉持はとっさに鼻をつまんでごまかした。


倉持「…順番待ちですか?」

白銀「貴方待ちだが?」

三奈「さあ、誰と乗る?」

ジョディ「乗りたいでしょ?」


大きなおっぱいにふんわりボディの三奈。

綺麗な流線形ボディの白銀。

出るところはしっかり出ていて、引き締まっているところはぎゅっと凝縮されたジョディ。

だが、そもそも倉持は選ぶような失礼な真似はしない。

趣味趣向を問われた際は、基本的にオールオアナッシングの男である。

倉持は無言で4人乗りのボートを持ち出した。


三奈を先頭に倉持→ジョディ→白銀と乗り込む。

ボートがチューブの中を疾走する。

右に左に、上に下に、チューブの中をまるで無重力のように駆け抜ける。

綺麗なステンドグラスゾーンに眼を奪われ、虹色にライトアップされたゾーンで歓声をあげる。

最中、三奈の上が取れかける。

しかし、三奈はかじ取りをしており、手が離せない。


三奈「あっ… クラさん。 押さえて!」


倉持は三奈のおっぱいの前に手を添えて、上がはだけないように押さえた。

押さえた。

中指の第2関節あたりにかすかにコリっとした感触がある。

当然ボートは揺れる。

そのたびに、中指も上下左右に微動する。

三奈は連続する刺激に悶えそうになるが、必死に声を抑えた。


さらにスピードは加速する。


体幹を鍛えているジョディでさえ、何かにつかまらなければ振り落とされそうな勢いである。

ジョディは倉持の腹部に手を回し、抱き着くようにして、バランスを取る。


ジョディ「トオル。 ごめん。 つかまるね」


密着すれば、当然背中におっぱいの圧がかかる。

さらに押されることで、倉持の下腹部が三奈の臀部に追突する。

白銀は冷静に、客観的に状況を見る。


白銀(…私…接点ないな…)


白銀は後方でのバランス取りに集中した。

そのかいあって、転覆することなく、無事にボートは着水した。

が、勢いが付き過ぎて、ボートはプールサイドに持ち上がり、そのまま三奈と倉持は放り出された。

倉持はとっさに下になることで、三奈が地面に激突しないようにクッションになった。

押さえを失った三奈の上の水着は宙に舞い。

ダイレクトにおっぱいが倉持の顔面を覆う。

さらに三奈の下半身の前方の亀裂部分はちょうど倉持の下半身の中心に添うように重なった。


三奈「…」


倉持「ふぁいふぉうふへふふぁ?」

三奈「え、ええ。 大丈夫です」


三奈が上体を上げる。

倉持の右目と左目には異なる色素の乳首が映る。

倉持はすぐに目を覆い、三奈に降りるよう促した。


倉持は4人乗り用のボートを片付けると、今度は真っ暗なトンネルを有するウォータースライダーに向かった。


完全制覇しなければいけない。

その使命感が倉持を突き動かすのであった。


倉持(暗闇の中動くのは一体どんな感覚なんだろう… 視覚が奪われるのはちょっと不安だが… 試さない訳にはいかないよな)


倉持は歩を進める。


第3回戦はしいていうなれば三奈に軍配が上がった。

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