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ブレス・オブ・ファイアⅢ  〜穢れのない翼を〜

 購入はしてみたものの、筆者が期待していた王道RPGというには疑問符が付くような内容。いや、ストーリー的には王道系とは言えると思いますが、キャラがなんと言うか、人外のものばかりで世界観もいまいち掴めません。このへんは個人的な感じ方でしょう。好きな人なら気にならないかと。


 主人公のリュウは何人もの人(とも言い難いのですが)を殺した子供の竜。それが何故か記憶を失い、人間の姿になったところを泥棒の兄弟に拾われるところからスタート。この兄弟ってのも血の繋がりはなくて、孤児なので兄弟を名乗ってるって感じ。

 兄のレイは獣の耳と尻尾が生えており、後にワータイガーという種族であることが判明します。弟分のティーポは人間っぽい風貌ですが、人間でもなさそう。そもそもこのゲームの世界観に人間らしい種族はいないようですし。


 で、リュウと知り合うことになるどこかの王国のお姫様(こちらも名前忘れた……)、早い話がヒロインなのですが、このお姫様も有翼人という種族で人間ではなさそうです。

 後にリュウの旅に加わるガーランドという鳥の化け物のような種族は竜を狩る一族です。他にも球根の姿をした謎の生命体ペコロス。そしてどう見ても人間なんだけど、実は耳が羽のような種族で発明家のお姉さん、モモが一行に加わります。が、メンバーが勢揃いするのが物語中盤、目的を一致させるのが終盤近くという、なかなかスローペースなストーリー。それが物語の奥深さ、とも言えるのでしょうが、どうも冗長な印象も受けてしまうのです。


 幼年期時代は前述した泥棒兄弟と一緒に生活しますが、ある事件により離れ離れに。リュウは一人、兄弟を探す旅に出ます。その旅でヒロインと出会い行動を共にし、後にペコロスやモモとも知り合いますが、ガーランドにはなにか含むところがありそう。


 武闘大会に出場したりマフィアのボスと戦ったりと、王道少年漫画っぽいストーリーが続きますが、またも事件が起き、一行はバラバラに。

 次にリュウが目覚めた時には青年になってます。同じくお姫様も同様に成長しているので、同じ時間軸で数年が経過しているようです。しかしその間、バラバラになったメンバーはなにをやってたのか、このあたりはちょっと無理のある展開です。


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