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シャドウハーツ2  〜パリ〜

 もちろん、レギュラーメンバーも負けてはいません。

 主人公のウルはちょっと悪ぶってる不良青年。でも、弱者に寄り添う熱血漢でもあります。ちょっと性格が悪く、敵のお馬鹿トリオを舌先三寸で手玉に取ったりもします。敵のボスでもあるラスプーチンやリングの魂に対しても不遜な態度を通します。

 武器はメリケンサックで拳と蹴りの格闘術スタイルで戦います。特殊能力は悪魔を憑依させるフュージョン能力。最強悪魔、アモンを召喚すると仮面ライダー一号の変身ポーズみたいなアクションで必殺技を繰り出すというネタキャラでもあります。

 しかしちょっと影の部分もあり、前作で最愛のヒロインを失ったことが作中で語られており、少し虚無的に人生を送っている一面もあるのです。

 

 そしてこのウルの相棒が人形使いのゼペット爺さん。素性不明の人物ですが、老人らしく冷静な判断と深い知識でメンバーを助ける……なんてことはなく、ただのめんどくさい爺さんというのも本作らしいキャラです。愛用の美少女人形を操って戦うのですが、人形と同じアクションをとるので見ていてとても滑稽。それが味になってるのですが。

ちなみにこの人形はマジメル兄弟というオカマの二人にドレスを作ってもらってパワーアップします。


 白狼ブランカはゲーム中で開催される最強狼トーナメントとやらに出場し、倒した狼の技を自分のものとしていきます。ブランカは狼なのでもちろん喋れませんが、狼と戦うシーンだけは池田秀一氏の声で喋ります。高橋よしひろ氏の漫画でもパロってるのでしょうか。ちなみにゲームのナレーションもブランカです。

 この狼トーナメント、敵キャラに連携攻撃を繰り出す黒い三匹狼とかいたり、最後に使える技がレッドコメットだったりと、元ネタが一発で分かります。

 しかし決勝の相手は元ネタとは全く関係のないウルフ怪人という着ぐるみ狼。この着ぐるみがファンシーなデザインで、某監督のAVシリーズを思い出したのは筆者だけでしょうか? 何の関係もないと思いたいです。


 そして本作のメインヒロインのカレン・ケーニッヒ。軍人として最初はウルと敵対関係にありますが、ウルの行動に共感して軍を脱走。というか、反逆罪の濡れ衣を着せられ、仕方なく共闘するって感じなのですが、次第に理解していくってとこでしょうか。

 かなりきわどいミニスカートでプレイヤーを惹きつける正統美女なのですが、家が貧乏とか、どーでもいい設定があるのが本作のヒロインらしいというか。特殊技は代々伝わる必殺剣技。メイン武器はもちろんサーベルです。物語の進行に伴いウルに恋心を抱くようになりますが、ウルは死んでしまった恋人を忘れることができず、カレンもウルの気持ちを知り、その狭間で悩むことになりますが、最後にちょっとした心の交流イベントがあります。


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