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ファイナルファンタジータクティクス  〜大名行列斬捨御免〜

 なお困ったのがレベルもそこそこ上がってさあ、ストーリーを進めましょってな段階になった時にはすでにその肝心のストーリーを忘れてしまってる体たらく。幸い本作はイベントシーンを回想できるので復習することが可能。が、残念ながらバトル中の会話は回想できないので記憶を手繰るしかありませぬ。


 ま、上げに上げたレベルの恩恵で中盤以降はかなりサクサク進めることができて見応えあるストーリーを楽しむことができます。しかし移動中に起きる通常バトルでかなりの苦戦を強いられることにはなるのでセーブアンドリセットは必須であります。

 しかし後に書店で立ち読みした攻略本で算術士の有用性を知り早速ジョブチェンジ。育てるのは一苦労でしたが、ほぼ全員カエル化作戦で地道にジョブポイントを貯めます。これにより効果範囲とチャージタイムの束縛から放たれた魔法の威力で無双状態に。こんな便利なジョブがあるんなら最初から育ててたのに、と、後悔することしきり。いやまあ、本作はそれを探すのも楽しみの一つだと分かっちゃいるのですが。


 算術士最大の弱点は動きのトロさですが、それもマスターしてしまえばあとは忍者や魔導師にでも算術スキルをセットすれば強力な算術使いの出来上がり。こいつがパーティーに一人いるだけでかなりのアドバンテージなので、中盤から終盤にかけては一気に進めます。しかもアグリアスやシドといった強力キャラはモンクのスキルでもセットしときゃほぼ敵なし。プレイヤーキャラ、ラムザ軍も隙のない陣容になっているのでフィールドでもベストメンバーが揃ってればほぼ負けはありません。


 しかもその頃には物語も最高潮にきてるので俄然、攻略意欲が湧きます。ゲームなのに小説のように重厚かつ大人なストーリーはさすがの人気作と唸らざるを得ません。

 この点は従来のFFシリーズには見られない快適さです。普通の(といっていいのか)FFは物語が佳境に差し掛かると難易度も比例して上がってくるのでレベル上げだけでは太刀打ち出来なくなります。まあ、これは筆者がバカなだけなのでしょうが。

 しかしこのFFTは自軍が強力になればなるほど敵との戦力差が開いてきます。敵も同レベルまでレベルアップはするのですが、それで苦戦するのは有用なスキルを持ってない序盤がピークで、そこを過ぎればあとは無双気味になります。このバランスは賛否あるかもですが、筆者的にはありがたい限りです。


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