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子猫の大冒険  作者: ルカリナ
5/21

子猫の大冒険 05

 リスさんに話しかけられたミィは、

我に返ると、慌てて、リスさんの後を

追い掛けて行きます。


「(そう言えば、私は、

泉のある場所を知らないな………)」


 川に沿って、移動をしていたミィですが、

自分が不思議な泉のある場所を

知らない事を思い出しました。


「(場所を聞いても良いのかな?)」


 泉のある場所まで、

案内をしてくれてるリスさんに、

不思議な泉のある場所を聞くかどうか、

ミィは、少しだけ、迷いましたが、

思い切って、泉の場所を聞く事にしました。


「そう言えば、不思議な泉は、

何処にあるんですか?」


 「そう言えば、まだ、

泉のある場所を、教えていなかったね」


 そう言うと、リスさんは、

前を向いたまま、ミィに、

不思議な泉のある場所へ、

行く為の道順を説明してくれました。


「大まかに言うと、

川を渡った先に森が見えているでしょ?

その森の更に奥に行った所に、

不思議な泉があるんだよ」


「川を渡った先………、

ですか………」


 リスさんの話を聞いたミィは、

自分の直ぐ傍で、ザーザーと、

途切れる事無く、流れ続けている、

川を見つめます。


「(この川を泳いで渡るなんて、

私には無理だ………)」


 川の深さがどれ位あるのか分かりませんが、

町にある用水路よりは、深いと言う事は、

流石のミィでも、直ぐに分かりました。


昔、町にある用水路に誤って、

落ちた時ですら、溺れ掛けたミィにとって、

どうやったら、大量の水が途切れる事無く、

流れ続けている川の向こう側へ溺れずに、

渡れるのか、想像も出来ませんでした。


 それでも、病気で苦しんでいる

女の子の為に、何としてでも、

向こう側に辿り着くぞと、決意したミィは、

リスさんに「が、頑張って泳ぎます!!」と言いました。


「っぶ!あはははは!!」


 すると、前を走っていたリスさんが、

立ち止まったと思ったら、

急に、お腹を抱えて笑い出しました。


「ど、どうかしたんですか??」


 何が、そんなに、おかしかったのか、

分からなかったミィは、小首を傾げながら、

リスさんの事を見つめます。


「君は、中々、面白い事を言うね」


 ひとしきり、笑ったリスさんは、

目に浮かんだ涙を払いのけると、

ミィに川を渡る方法を説明します。


「この先を、もう少し進んだところに、

向こう側に渡る為の大きな橋があるんだよ。

だから、川を泳ぐ必要は無いんだよ」


 それを聞いたミィは、

何故、急に、リスさんが、

笑い出したのか分かりました


「そ!それなら、速く教えて下さいよ!!」


 恥ずかしくなったミィは、

リスさんに抗議します。


「ごめん、ごめん。

お詫びにちゃんと、君を泉の場所まで、

案内するから、それで許してよ」


 そう言うと、リスさんは、

橋がある場所に向かって、

再び移動を再開しました。


移動を再開したリスさんを見たミィも、

『何時までも、むくれている訳にもいかない』と、

先を行くリスさんの後を追い掛けて行きます。

この度は、

子猫の大冒険をご覧頂きまして、

誠にありがとうございます。


今年最後の投稿となります!!


まぁ、別の作品でも書きましたが、

何事も無ければ、新年にまた

最新話を投稿している予定なんですけどねw


そして!そして!!

まだ投稿して間もないのですが、

早くも『ブックマーク』を頂きました!


登録して頂きました

読者様には感謝、感謝です♪


私は今、感激で、

脳が震えています(๑╹ڡ╹๑)


冬の童話再の締切が

1月18日までなので、

どうにか、それまでに

書き上げられるように

頑張ってまいります!!


では!では!!

不定期更新になると思いますが、

出来るだけ、速めに更新出来るように、

心がけて行きます!!

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