表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子猫の大冒険  作者: ルカリナ
3/21

子猫の大冒険 03

 コマドリさんと、

別れの挨拶をしたミィは、

早速、教えて貰った

森の方に向かって駆け出します。


 森へ向かって、

駆け抜ける事、数時間………。


 コマドリさんから聞いた、

森の前まで到着する事が出来ました。


「ここが、コマドリさんが言っていた森かな?

だけど………」


 森の入り口に到着したミィは、

困った表情を浮かべてしまいます。


 何故なら、コマドリさんか聞いた森は、

ミィが想像していたよりも、

ずっと、広大だったからです。


「でも、この森の何処かに、

不思議な泉があるんだよね………」


 左を見ても、右を見ても、

何処までも広がる森を見たミィは、

少しだけ、不安な気持ちになりましたが、

それでも、女の子を助ける為に、

勇気を振り絞ったミィは、森の中へと入って行きます。


「それにしても、大きな木だな………」


 遠くから見た時は分かりませんでしたが、

森の中にある木々は、どれも、幹が太く、

枝の一本一本には、青々と生い茂った、

葉っぱが、沢山、付いていました。


 そのせいか、お昼時だと言うのに、

森の中は、何処も薄暗い雰囲気でした。


「気の上に登れば、泉の場所が分かるかな?」


 それでも、ミィは不思議な泉を探す為に、

森の中を進んで行きます。


「ん?あそこに落ちている物は何だろ??」


 暫く、ミィが森の中を進んでいると、

何やら茶色い物が、地面に落ちていました。


 地面に落ちている茶色い物が、

気になったミィが、傍に近付いていくと、

何やら、モゾモゾと、

動いている事が分かりました。


「(動いてる??)」


 モゾモゾと動いている、

茶色い物の傍まで来たミィは、

ドキドキしながらも、思い切って、

話しかけて見る事にしました。


「こ………。こんにちは!」


「うわ!びっくりした!!」


 急に話しかけられた、

茶色い物は、地面に突っ込んでいた

頭を勢い良く上げると、

辺りをキョロキョロと見渡します。


 地面に落ちていた茶色い物の正体は、

森に棲む、リスさんでした。


 リスさんが、辺りを見渡していると、

直ぐ傍に居たミィに気が付きました。


「もう!急に話しかけないでくれるかな!!

ビックリするじゃないか!!」


 子猫と言っても自分よりも

大きな体をしているミィを見ても、

怖がるどころか、逆に、文句を言います。


「ご、ごめんなさい………。

何をしていたのか、気になったので、

つい、話しかけちゃいました………」


 リスさんの剣幕に押されたミィは、

思わず謝ってしまいます。


「分かれば、良いよ!

それより、君は見た事が無いね?

新入りかい?」


 ミィの謝罪を受け入れたリスさんは、

改めて、ミィの事をマジマジと見つめると、

何故、森の中に居るのかを聞いてきました。


「ううん………。違うよ。

私は、森から少し離れた町から来たんだよ」


 リスさんの質問にミィは、素直に答えます。


「ふぅん?

じゃ何で、こんな森の中に居たんだい??」


 森の中に居ないはずの、

子猫のミィが、何故、森の中に居るのか、

不思議に思った、リスさんが、ミィに質問します。


 リスさんの質問にミィは、

此処まで来た、理由を話す事にしました。

この度は、

子猫の大冒険をご覧頂きまして、

誠にありがとうございます。


初の童話に挑戦させて頂いており、

色々と、至らない点も多々あると思いますが、

最後までお付き合い頂けましたら、

幸いでございますm( _ _ )m


不定期更新になると思いますが、

出来るだけ、速めに更新出来るように、

心がけて行きます!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ