子猫の大冒険 15
そんなミィを見つめつつ、
リスさんの話は、続きます。
「『何を置いても、叶えたい』と言う、
確かな想いを、持っている者が、
茨の森の先にある不思議な泉へと、
辿り着いたと、言われています………」
そして、ミィの顔を真っ直ぐに見つめて、
リスさんは、最後に『こう』言いました。
「猫さんにも、そんな強い想いが、
あったのではないですか?」っと………。
リスさんにそう言われた瞬間、
先程、ミィが感じていた不安な気持ちは、
何処にもありませんでした。
ミィの中に強い意志が、
芽生えた事を感じ取ったリスさんは、
小さく頷くと、先に進む為に、
「さぁ!目的地まで後少しです!!
先を急ぎましょう!!」と、ミィに言いました。
それを聞いたミィが「はい!」と、
リスさんに力強く返事を返すと、
2匹は、森の奥へと進んで行きました。
暫くの間、2匹が、森の奥へと、
進んでいると、目の前に小さな川が、
見えてきました。
目の前に見えて来た川が、
気になったミィは、思い切って、
川を上から覗き込んでみる事にしました。
「うわ………。とっても、綺麗な水だ………」
すると、その川は、底が見えるくらい、
とっても綺麗な水でした。
流れも緩やかな川を見つめていると、
ミィは、何だか不思議な気持ちになってきました。
「猫さん、この川は『ドングリ池』から、
流れて来ているんだよ………」
「だったら………」
「うん………。
『ドングリ池』を超えた先に、
猫さんの目的の場所である
『不思議な泉』があるよ」
暫く、ミィが川を見つめていると、
リスさんは、この川沿いに進んだ先に、
ミィの目的地である『不思議な泉』があると、
教えてくれました。
リスさんの話を聞いたミィは、
深呼吸をして、逸る気持ちを抑えると、
静かに、でも、確かな意思を感じる声で、
リスさんに言いました。
「先を急ぎましょう………」
「『ドングリ池』があるのは、こっちです!
僕の後に付いて来てください」
リスさんはそう言うと、
川に沿って、『ドングリ池』のある
場所に向かって移動を再開しました。
リスさんの後を追いながら、ミィの心の中は
「後、少しで、女の子を助けることが出来る」と、
言う想いで、一杯になりました。
それから更に、2匹が川に沿って、
移動を続けていると、その先に
小さな池が見えてきました。
そして、その池に辿り着いた瞬間、
ミィの隣に居たリスさんが、
「お疲れ様、猫さん………。
この池が『ドングリ池』だよ………」と、
ミィに教えてくれました。
「これが………」
リスさんの話を聞いた時、
漸く此処まで辿り着く事が出来たと言う思いから、
ミィの瞳から喜びの涙が零れてきました。
「ありがとう………ございます………。
リスさんのお蔭で、ここまで、
来ることが出来ました………」
それからミィは、
ここまで、案内してくれた、
リスさんの方にふり返ると、
深く頭を下げて、お礼の言葉を送ります。
「ううん………。
ここまで、猫さんが来れたのは、
猫さんが頑張ったからだよ。
僕がやった事は、ほんの少し、
そのお手伝いをした位だよ」
「それでも、ここまで無事に、
辿りつけたのは、皆さんのお蔭です………」
『不思議の泉』の話を
聞かせてくれた、コマドリさん………。
その泉の場所まで、
案内をしてくれた、リスさん………。
途中、ボロボロの橋を直すのに、
力を貸してくれた、クマさん………。
みんなが、協力してくれたおかげで、
この場所まで、来ることが出来たミィは、
感謝の気持ちで、胸が一杯になりました。
溢れる想いで、
涙が止まらなかったミィの気持ちが、
落ち着いたのを見計らった、リスさんが、
「大丈夫?」と、ミィに声を掛けてくれました。
「大丈夫です………」
まだ、若干、ミィの瞳には、
涙が浮かんでいますが、
それには気づかないふりをして、
リスさんは、ミィに言いました。
「さぁ。目的の場所まで、
後、少しですよ!!」
「はい!」
そして2匹は、
『ドングリ池』を超えると、
その先にあると言われている、
『不思議な泉』のある場所に
向かって行きました。
この度は、
子猫の大冒険をご覧頂きまして、
誠にありがとうございますm( _ _ )m
いや~………。
やっとここまで、
辿りつけました~~
何か設定を盛りに持って、
一時はどうにかなるかと思いましたが、
何とか森に辿り着けましたよ~
(もりだけに………)
ヤカマシイハ!⊂( ・∀・) 彡 =͟͟͞͞(✹)`Д´)アベシ!
物語も終盤に差し掛かって来た事で、
逸る気持ちもあるのですが、
大どんでん返しみたいな、
オチにならないように、
じっくりとやって行きたいと、
思いますので、読者の皆様には、
ご不便をおかけしますが、
宜しければ、最後まで、
お付き合いの程、
宜しくお願い致しますm( _ _ )m




