99 王都生活15日目昼 リリアナvsリョウ その3
今回は今井君視点。
この霧ってなに?聞いてないんだけど?
「「「光魔法・光源拡散」」」
なんだよその魔法!!
(霧の中に大量の影を作ることによって、リリアナ様との接近戦を避けるためだと思います。)
あの蹴りは強烈だったよな・・・かわいそうに分身体・・・しっかりと、生命魔法はかけておいたから。
(生命魔法もそろそろ、レベルがカンストしますね。)
お前カンストの意味しってたのかよ。
(主のデーターベースから知識を得ておりますので。)
俺の脳内に影響ないだろうな・・・。
「ここじゃな!!これでも、なかったか・・・どこに行ったのじゃ!!」
え?俺は全く動いてないけど?リリアナって意外と馬鹿正直なとこあるんだな・・・。
(分身体様方の知恵の方が優れているような気がしてきましたね。)
それは認めるわ。あいつら、よくわからんけど、勝手に魔法作るし、合体させたり、俺も使ったりするし・・・どれが本体?ってなるよな。
(私もこの方法をすれば、頭の数増えるでしょうか?)
3人寄れば文殊の知恵ってか?お前すでに文殊の知恵ってとこだろ?
(そういうつもりではなかったのですが、そういう使い方もアリですね。)
「えーい。リョウどこじゃ?」
「リリアナここだよ。」
「いやいや、ここだってば。」
「えーい、じれったいのじゃ。『妖精魔法・超新星』」
何する気だ?
(おそらく、目潰しです。)
見たらダメなやつね。昼なのに暗いし、霧でさらに視界不良なのに目潰しとは・・・リリアナは恐ろしいな。
「作戦変更だ。」
「あの作戦する気?」
「次は何をする気じゃ?」
わりとマジでこいつら何する気?
(主のことを愛していることを逆手に取る気では?)
ゲッス!!俺はその作戦反対だわ。
「お前ら・・・さすがにそれはダメでしょ?」
「何をする気じゃったのじゃ・・・。」
「それもそうだな・・・。リリアナ、知りたいの?」
「い、いや、知らんでもいいのじゃ。」
何を考えたんだ?リリアナは・・・。
(おそらくですが・・・、いえ、やめておきます。)
え?逆に気なる・・・。
「取りあえず、お前が本物のリョウじゃな。」
この視界不良の中なんでこっちに一直線に来れるんだ?
(リリアナ様は真実の目を使ったのではないでしょうか?目に受ける影響はほとんどないみたいですので。)
ばれないんじゃなかったの?
(目、意外に根拠があるのではないのでしょうか?)
目以外のスキルってことか?
(やはり・・・あ・・・、いえ、何でもありません)
なんだよおまえ・・・。
「「パーフェクト・デフェンス」」
「な!?せっかく本物を見つけたのに邪魔をしよって・・・。」
「あれも分身体だから。」
「そうじゃないもん、リリアナには分かるのじゃ。」
おお、リリアナの超速キックを見事に防いでくれたのか・・・。
「『蒼炎魔法・青の灯』」
なんだ・・・狐火の青バージョンか?青い炎が霧の中をそこら中に出現したけど。
「な、見失ってしまったではないか・・・。」
「こうでもしないと、リリアナの突撃から逃げれそうになかったからな。」
「また一からやり直しではないか・・・。」
「なんだかわからないがチャンスだ。」
「了解。『火魔法・火の弾丸』」
初期の初期魔法じゃん。
さっきのは、なんでばれたかはわからないけど・・・今は見失ったみたいだな。
今回はこのスキルについて書いときます
『高位妖精化』
・妖精の上位種族になることを可能にする。
・妖精化の3倍の性能をもつ。




