92 王都生活13日目夜 エーアイといろいろ話した。
今回も今井君視点。
「なかなか、終わりそうにないなぁ・・・。」
「それは、いつもの魔導書ではありませんね・・・ジンジャー様のために書き上げているのですか?」
「ん?半分は正解かな・・・。」
「では、もう半分は?」
「俺の将来の夢の一つに、魔法の祖。みたいな感じな人になりたいってのが夢にしたから。」
「それは、先ほど、リリアナ様に言われたことでは?」
「え、ちょ、お前・・・聞いてたのかよ・・・。」
「私は常にご主人様と一緒ですよ?」
「お前ら同一人物だったな・・・忘れかけてたわ。」
(主、ひどいですよ。)
「いや、わざわざ、そっちで話しかけんなよ・・・。」
「私は仕事がありますので。」
エーアイが出て行った。
(主、主はなぜ、魔法を他人のためにわざわざ、考え、書き記しているのですか?)
それは・・・日本人は他人にやさしいんだよきっと、思いやりとか?そんな感じの感情じゃないのかな?
(なるほど・・・主の記憶では、確かに日本人はお人好しなのですね。)
勝手に俺の頭の中覗くなよ・・・。
(それは、申し訳ございません。ですが、わざわざ、そんな紙に書かなくても、言葉で教えてあげたほうが良いと思うのですが?)
日本人はシャイなので、そういうことはできません。
(主が恥ずかしいだけなのでは?)
そうとも言えるかな?でも、この魔法とかジンジャーに使えるのかな?
(使える可能性はかなり高いかと思われます。)
そうか・・・この魔法は弱いのかな?
(火系統の魔法ですのでそれなりに有用な魔法だと思われます。主の蒼炎魔法の最大出力ほどの火力はさすがに出ないと思いますが。)
最大出力ってどのくらいの威力なのか俺は知らないけどな。
(温度で言えば10000度位には到達しているのではないでしょうか?)
お前にしてはあいまいな答えだな・・・。
(温度というのはこの世界ではそこまでこだわっていないので・・・。威力で言えば、一撃で王都を何もない更地にすることは可能だと思われます。)
どんな威力だよ・・・俺の家がなくなるとか最悪だな。
(ですが、今書かれているその魔法は、本当によろしいのでしょうか?)
なにが?
(いえ、ジンジャー様自身が主に自分の種族を話さないので・・・その魔法で本当によろしいのですかと言いたいのですが。)
お前が言う意味もわかるけどさ、お前の言ってた種族は正しいのだろうな?
(ジンジャー様の種族は狐系統の魔人族で間違いないと思われます。)
ジンジャーってバカ犬に近い種族ってことだよな?
(生まれ方が違うと思うのですが・・・、おそらく、両親のどちらかが魔族でもう片方が狐の獣人で間違いないかと思われます。)
でも、ジンジャーには狐耳も狐の尻尾もないけどな・・・。
(おそらく隠しているのか・・・何らかの理由がないとそれらが出てこないかのどちらかです。)
隠せるのかよ・・・昔の日本話でも狐に化かされたとか聞くしな。
(狐の獣人は獣人の中でも1,2を争う幻術使いです。)
ジンジャーは実は幻術使えるってことか・・・。
(ジンジャー様は使うことはできないかと・・・その代わりに高い幻術耐性がある可能性が高いです。ですが、もし、狐耳などが何らかの理由で出現したら、高い幻術能力を持っている可能性もありえます。)
覚醒したらかなり強い幻術があるってことでいいの?
(要約するとそうなります。主の幻術とはタイプは違うと思われますが。)
幻術って普通は自分よりも格下相手にしか効かないんだよな?
(同格以上では幻術をレジストされることが大半です。)
俺のは、現実世界に幻術作ってるんだよな?
(そうなりますね、相手は関係ないので・・・主は生命魔法などで幻術を実体を持たせているので、リリアナ様の真実の目でも見破られることはないと思います。)
リリアナってそんな能力あったのか・・・。
(リリアナ様の妖精化もおそらくまだ成長過程の一つであると思われます。)
それって、俺の自動演算みたいな感じ?
(おそらく、そうかと思われます。主の堕天もまだ、成長過程の一つと思いますので。)
え?あれって堕天魔法の進化形だよね?
(私の計算では次の変化で分裂します。)
お前の計算ほとんど外れないじゃん・・・知性高すぎじゃないの?
(主の四則演算などの計算能力も使用してのこの計算結果ですので。)
四則演算でどうやってるの?あれって、掛け算、足し算、引き算、割り算、みたいなのを暗算ですることを可能にするスキルだよね?
(内緒ですよ。)
お前、マジで何者なんだよ・・・。
特に書いておくことはないと思います。




