91 王都生活13日目昼 北の国境で戦闘が起きてるらしい。
今回は今井君視点。
「北の国境付近で今ヤバいくらいの戦闘が起きてるらしいぜ。」
「まじかよ、ジョーダン。」
「おうよ。戦闘が起きてる地区に一番近い街から魔導士派遣されたって噂だしな。」
「それは、いずれここもってことか?」
「そうなるな。」
「攻めてくる前に戦うってことか・・・。」
「そうよね、今回は前回ほどではないって言われてたけど・・・吸血鬼たちと戦って負けてから死に物狂いで修行して前回の魔王を遥かに超えたらしいわよ。」
「誰情報だよ・・・。」
「魔王領に偵察してる人がいるのよ、エルフあたりじゃないかしら?」
「確かにエルフなら寿命がないともいわれるほどの長寿の種族ですからね。」
「エルフスゲー。」
「魔族はいつもこっちにばかり来るけど、どうして、魔族領を挟んで東には攻撃しないのかしら?」
「あっちの人間が桁外れに強いからじゃないのか?」
「東の国は桁外れに強いってことしか聞かないわね。」
「そんなに強いのか・・・。」
「所詮は噂だけどね。案外滅ぼされてるからこっちに魔王が来るとか、かもしれないけど。」
「領土にしてもメリットがないとかかもしれないしな。」
「そうかもしれないわね。」
「まぁ考えてても無駄たしな。」
「だな、いつか、魔族と戦うかもしれないって考えとけばいいだけか。」
「よく簡単に言えますね。魔族は人間よりも通常で強いのですよ?」
「まぁ、何とかなるんじゃね?」
「リョウなら大丈夫よ。」
「何とかなるでしょ・・・今まで通りなら。」
確かに吸血鬼と戦ったりしても傷一つなく勝ってきたし・・・今回は少々ダメージを受けるだけだろ。
(その考えは甘いかと思われます。今度ばかりは1vs1ではないので、少々不利になるかもしれません。そのこともシッカリと考えておいてください。)
了解。魔王は他の人頼めばいいとして、Sランクの人たちとか?
(Sランクはあまりあてにできません。所詮は人間たちが勝手に作ったランキングです。)
お前ランキングにうるさいやつだな。
(事実、リリアナ様は現在、ギルドマスターよりも圧倒的に強いです。)
え?そうなの?
(はい。Sランク1位や2位の人たちならば、魔王も何とかなるかと思われます。)
あれ?強くなったのじゃないのか?魔王ってまだ人間でも倒せるレベルなのか?
(魔王はどこまで行っても所詮は魔王。ある程度の強さで満足してるだけです。)
エーアイは厳しいな・・・。
(時間さえあれば、主や、リリアナ様などはこの世界で負けなしの実力になれるかと思われます。)
そうなの?やっぱりみんな努力しないんだな・・・。
(人間は自身の身の安全が保てるぐらいの力があれば、満足します。魔族も同様です。)
この世界の人間はあまり強さとかに執着しないんだな。
(吸血鬼たちは強さを求め続けておりますので、その強さはこの世界でもトップクラスです。)
だから、強いのか・・・吸血鬼じゃなくて戦闘民族でいいんじゃないのか?
(戦闘民族とも言えますね。)
吸血鬼とは二度と会いたくないね。特に吸血王。
(いずれ戦うことになるかと思われます。)
俺は、別に戦う気ないけどな・・・。
(主は、物を作ったり考えたりしている方が好きなのはよくわかりますが、絶対に通る道なのです。)
運命ってやつか?吸血鬼には運命って言葉にあってるよな。吸血鬼って死んで地獄に落ちても苦しみがなさそうだな・・・。血の池地獄とか、吸血鬼からしたら血の池天国じゃないの?
(たしかにそうなりますね。ですが、、吸血鬼が血の池地獄に行く可能性はないかと思いますが。)
いったら血を飲み干しそうだもんな。
(吸血王と戦うのはもっと未来での話かと思われますので、安心して修行をしていてください。)
死ぬのは嫌だしな・・・この世界では、老人になってから死にたいってのが将来の夢かな・・・。
今回は間に合いました。




