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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
未来編
886/957

886 様子

今回大リリアナ

「てっとり早く強くなる方法? 禁術とか、禁忌とかそういった本とかなら一般人レベルから私たち位には強くなれるかもよ?」


「あっそ…聞くだけ無駄だった。時間の無駄…ラミアの試合そろそろ始まりそう。」


「え、えぇ…」


 この子の考えは理解できないし、何を思ってるのかもわからないが…


「……はぁ、ラミアはどうしてあんなに魔法をたくさん扱えるのか謎…」


「母親の育て方かしらね…」


「育て方…」


「プンプン! ミレイむししたヨ!」


「してない…ほら、お前の大好きなミズキお姉ちゃんの方に行けよ。」


「おねーちゃんの方が大好きだヨ!」


「嘘つけ、お前、ミズキおねーちゃん! とか言って、甘えてんだろ。」


「おねーちゃん、ヤキモチ!」


「違う。」


「ミレイにヤキモチやいてるヨ!」


「やいてないヨ!」


「まねしてるヨ!」


「してるヨ!」


「プンプン! ミレイおこってるヨ!」


「あっそ、怒ったならアッチいけ。」


「行かないヨ!」


「どうして?」


「ミレイ、おねーちゃん大好き!」


「どっちだよ!」


「大好きだヨ!」


「はいはい。」


 仲がいい姉妹なこと…


「おねーちゃん! ラミアおねーちゃん!」


「ん? 愛想よくこっちに手振ってる…」


「おねーちゃーん!」


「お前は騒いでもうるさいし、黙っててもうるさいから黙ってて。」


「ミレイ、すっごく静かだヨ?」


「嘘つけ…」


「ホントだヨ! お母さん、ミレイちゃんはお利口さんで夜泣きもしないで静かで助かるって! 行ってるヨ!」


「…どこが? あ、でもミレイは泣かないな…」


「痛いヨ!」


 カンナはミレイの頭を容赦なく殴った…


「…お姉ちゃん、暴力反対! ミレイ、怒る! ミレイ泣いちゃうヨ!」


「お前、うるさいし、いうこと聞かないからこうするしかない。」


「いぢわる! ミレイ、怒るヨ!」


「怒ったらいいじゃん…」


「おねーちゃんのせいで! ミレイ、ラミアおねーちゃんに手振ってもらえなくなったヨ!」


「それは、試合始まるからでしょ…」


「あっちょ!」


「……」


 カンナは容赦なくミレイの頭を叩いた……上下関係しっかりしてるのね。カンナが意外と暴力的なのには驚きね。


「ウ、ウ、ウウゥ・・・」


「あらあら~カンナちゃん泣かしちゃったのかしら?」


「こいつ泣いてない。」


「泣いてるヨ!」


「泣いてるやつは、涙流す…お前涙出てる?」


「……ウ、ウ、ウウゥ・・・えりゅにいうヨ!」


「お母さんに?」


「あしょこ! あしょこ、えりゅいりゅ!」


「あっちょ!」


「む! ミレイの真似ちた!」


「そーだねー」


「ウ!ウ!ウゥ! あっちょ!」


「はいはい、わかった、わかった。」


「んしょ!」


「おい・・・」


 ミレイは散々叩かれたりされたにもかかわらず、カンナの膝の上にのり、甘えている…


「リリアナのおかあさん、ミレイも魔法教えて!」


「……ええ、いいわよ。」


「ミレイ、賢いからお姉ちゃんよりも先に魔法使うヨ!」


「…もう使ってんじゃん。」


「……新しく覚えるんだヨ!」


「それと私、こいつに習ってない。」


「え!? でも、私の本読んでるんでしょ?」


「読んだら、出来ただけ。結果に過ぎない。お前が話しかけてきてるだけ。私は、習ってない。」


 …随分と頑固なのね。


「それよりも、ほら応援しなくてもいいのかしら?」


「どうせ、ラミアの負けは変わらない。ラミアのお母さんと双子のお姉さんの対決になるのは目に見えてる。」


「双子のお姉さんってことになってるのね。」


「年上みたいなこと言ってたし、姉妹というには見た目じゃ大差ないし…双子じゃないの?」


「あなたが、わざとそういうこと言ってるわけじゃないのなら随分と子供っぽいのね。」


「子供だし、ミレイ。一緒にあっちにいこ。」


「ミレイ、魔法…教えてもらいたいヨ。」


「…1人で教えてもらってればいい。」


「おねーちゃんも! おねーちゃんも一緒だヨ! ミレイ、寂しいヨ…」


 ミレイは、どうでもいいところだけ子供の用に…そういえばさっきからやたらと賢いように思えるわ。相変わらず、滑舌は悪いみたいだけど…気になるほどじゃないってことかしら、カンナはまったく気にしてないようね…この2人は見た目と年齢が合っていないって言われてるものね…ミレイは見た目と滑舌以外大半嘘のようだしね…子供のいうことに一々反応されては迷惑なのよね…不便な魔眼ね。


「…あっそ。」


「あっちょ! ミレイ一人寂しいヨ!」


「無駄にそんなことばっかり言って…お姉ちゃん困っちゃうなー。ミレイの事嫌いになっちゃうなー」


「ダメだヨ! ミレイ、嫌いになったら泣いちゃうヨ!」


「泣くの?」


「泣くヨ! 傍に居てヨ!」


「…やかましいなぁ、わかった、わかった。わかったから、静かにして。」


「うん!」


 ミレイは騒ぐのをやめて大人しく、胸に着いた大きなポケットから干し肉の様な堅い肉を取り出してしゃぶり始めた…この子達って本当に自由ね。誰に似たのやら…



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