87 王都生活12日目朝 朝風呂にはいったのじゃ。
今回もリリアナ
「うっす。おはようジンジャー。」
「おはよう・・・朝は結構早いのね。まだ太陽が出たばかりよ?」
「お前らの方が起きるの早いだろ・・・。」
「リリアナは起こされたのじゃ・・・。」
「シオリには嫌って言われたんだけど・・・。」
「何が?」
「リョウも一緒に大浴場で朝風呂一緒に入ってしまえばよいと思うのじゃ。」
「そ、そうね。シオリのかわりにどう?」
「い、いや・・・それはちょっと、まずいと思うから・・・遠慮しとくわ・・・。」
「それは残念ね。リリアナ行きましょ。」
「そうじゃな。」
リョウも一緒に来ればよかったのに・・・。
「昨日は熟睡だったわ・・・リリアナはどうだった?」
「うむ、リリアナもよく眠れておったぞ・・・起こされるまでは。」
「部屋から出てきたと思ったら・・・いきなり抱き着いてきたから、少し驚いたわ。」
「寝ぼけるとたまによくあるのじゃ。」
「まぁいいわよ。」
「そうじゃな・・・。」
リリアナ達は大浴場に着いた。
「何ジロジロ見てるのよ・・・。リリアナはもしかして女が好きなの?」
「そうじゃないのじゃ・・・ちょっと気になることがあってな・・・。」
とっても大事なことじゃからな。
「なによ・・・私の体には何もついてないわよ?エルフ耳でもないし・・・。」
「そこじゃないのじゃが・・・。」
そうじゃな、耳ではないのじゃ。
「あっそ・・・。」
ジンジャーが下着を脱いだ。
「ふむ、リリアナとあまりサイズは変わらんようじゃな・・・。身長はほんのちょっと5cmぐらい負けておるのじゃが、胸は互角じゃな。」
「ちょっと、いきなり何を言い出すのよ!!」
「ジンジャー顔が赤いがどうかしたのかの?」
「誰のせいだと思ってるのよ・・・。」
「しかし、良かった。もしリョウが大きい方が好きならリリアナは見捨てられるとこじゃったからな。」
「それ誰情報よ・・・。」
「シオンじゃ。男はみんな胸が大きい方が好きなのよ。って前にリリアナの胸のことを小馬鹿にしてきたんじゃ・・・ひどいとじゃろ?」
「シオリ、私より胸大きかったの!?」
「といっても、一回りぐらいじゃから、気にする必要はないのじゃ。」
「まぁ、シオリはリョウのことなんとも思ってないみたいだからいいけど・・・。」
「なんじゃ。リリアナの胸をそんなに見たいのか?」
「いや、タオル越しでもわかるわよ。あんまり、私と変わらないわね・・・。」
「でも、リリアナの方が少しだけほんの少しだけ大きいのじゃがな。」
「はぁ?私の方が少し大きいでしょ。」
「絶対リリアナじゃ。」
「いいえ、私よ。」
「リリアナじゃ。」
「私よ。」
うぐぐぐぐ・・・ジンジャーも人が悪いのじゃ、いくら心が広いリリアナでも胸は譲れないのじゃ。だって、リョウも男なのじゃから大きい方がすきに決まっておるのじゃ。だからこれだけは譲れないのじゃ。
遅れてしまった・・・。すいません。




