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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
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8 魔力操作を習いました。

今回は今井君視点。

「次は、リョウの番だ。」


そういってリリアナは、俺の手を掴む。

先輩の時と同じように、リリアナの手から白く淡い光が俺の手を包む。


「う~む。お前も6つ全部つかえるのか・・・。」


「おお、俺も、問題はないのか・・・。」


そこは良かった、知らないうちに、体が火が怖いとか言ってたら、かなりショックだったしな。


「お前の魔力許容量は・・・、うむ、5発近くは問題なく連射はできるぞ。」


「なんだと・・・。」


先輩はすごく悔しそうな顔をしている。


「先輩は脳筋プレーが似合ってるってことですよ。それより、5発ってどのくらいすごいの?」


「うむ、普通の人間の魔法使いというぐらいだ。」


正直、もうちょっと詳しい数字とか教えてほしいけどな・・・。随分とアナログな量だな・・・。


「次は、シオリの番だな。」


赤羽根さんの手も白く淡い光に包まれた。


「うむ、シオリも、6つ使えるのだな。」


赤羽根さんの顔がすごく、安心した顔をしている。そりゃそうか、自分だけ仲間外れとか思うよな。


「魔力許容量もそこそこ多いな。」


「なんだと・・・。」


「いや、先輩は脳筋だからでしょ?」


「うむ、そうだったな。はっはっは。」


「私はどのくらいなのかしら?」


「連射で10発近くは打てるな。」


「それはどのくらいすごいのかしら?」


俺の倍近いだと・・・。こういうのは、女の方が適正強いのは当たり前ってことにしておこう。


「そうだな、人間の中では大魔法使いとか言われてるようなやつらと同じくらいだな。ちなみにエルフで例えると、そのくらいがエルフの一般だな。」


エルフスペックたけーな。


「うむ、私の使えるのは、水、光、風、地、の4つだ。ちなみにこれは、エルフの一般的な4属性だ。」


森の民でもあるのだから、火が嫌いというのは納得がいく。


「体の中心にあるなにかを感じることができれば早いのだが・・・。」


「うおぉぉぉぉ、感じる感じるぞ・・・。白い炎のような、魂のような、優しくも、強く、熱く、そして、温かくもある、白いなにかを、俺は感じるおぉぉ。」


この人、絶対、妄想術使ってんだろ。

そういう使い方できるのなら、便利なスキルだな・・・名前はあれだが・・・。


「うむ、リュウジは、随分と具体的に感じ取ってるではないか。」


「よっしゃぁぁぁ!!燃えてきたぜぇぇぇ!!」


しかし、先輩のおかげで、何となくだがイメージはしやすくなった。

赤羽根さんは、おそらく、あと一歩ってとこまで行ってるんだろう。俺も頑張らないと・・・。


「・・・。」


「・・・。」


「頑張るのだ、二人とも。」


「そうだぞ、白くて、炎ように、熱く、激しく、優しいくも、あるのだ。」


「見つけたわ。」


うげっ。まじかよ。ほんとに赤羽根さんはハイスペックすぎるだろ。

体の中に炎のような・・・。見つからん・・・。


「おお、シオンもみつけたのか。」


これかな?いや、これは心臓か?白い炎ってなんだよ。どこだ?

体の中心・・・。ってどこになるんだ?


「体のこの辺にあるのよ。」


と言って、赤羽根さんが俺の胸の中心をついてきた。

おお、本当につつかれた場所に白い炎というより、白い塊みたいなのがあった。


「赤羽根さんのおかげで、見つかった。」


「そう?それはよかったわ。」


「先輩、詳しい場所教えてくれないから体中を探したじゃないですかー。」


「はっはっは、表現しずらかったのだよ。」


「炎というより球体でしたけど?」


「私も、炎よりも球体寄りだったわ。」


「うむ、魔力の形や、特徴は個人差があるからな。」


「なるほど、だから炎のようなものを探したら、青白いものがあったりするのか・・・。」


あれは、ほんとに迷惑だと思った。色違うからこれ違うよな?って感じだった。


「うむ、それは魂だろう。この世界のものは大体が、精神、肉体、魂の3つで構成されているのだ。」


なんか重要そうなことを、さらっと言ってきたな。


「よし、魔力を見つけたのなら、次はだな、その魔力をすくう器の構築だ。」


「器ってどんな形でもいいのよね?」


「うむ、問題ないぞ。」


「よっしゃぁぁ!!俺は、超かっこいい器にしてやんぜぇぇぇ!!」


「誰にも見られないのに?ほんとに、本村君らしいわ・・・。」


まぁ、俺は、普通にコップみたいなのでいくか・・・。


「それを構築したらそれで魔力をすくうのだ。」


まぁたしかに、魔力は大きい球体のようなものだしな。このコップが俺の魔力許容量ということか。

これで、5杯分か・・・。


「すくったらとりあえず、血管にそれを流し込むようなイメージだ。この技術を人間たちは魔力操作というらしいぞ。」


おそらく、スキルの名前だろう。


「おっしゃぁぁ!!魔力操作、習得じゃぁぁ!!」


「私も習得でたわ。」


血管に流し込むような感じか・・・。めんどいから体の外に纏わせるか・・・。


<<スキル奇想天外のレベルが1上がりました。>>

<<スキル発想力のレベルが1上がりました。>>

<<スキル魔装を習得しました。>>

<<スキル魔力操作を習得しました。>>


おお、なんかわからんが、魔装なるものを習得できた。


「うむ、リョウもできたようだな。」


「なんであなただけ体の外に魔力がでてきているのよ。」


「血管に流してもよかったけど、めんどくさかったから体の外に纏わりつかせたって感じ?」


「なんて、むちゃくちゃな・・・。」


赤羽根さんがかなり引いてるような気がする・・・。

現在のステータス


名前:今井 陵(男)

年齢:16

種族:人間

スキル:算術 言語術 棒術lv.1 足技lv.4 発想力lv.5(1up) 奇想天外lv.6(1up) 観察眼lv.6 予測lv.5 魔力操作lv.1(new) 魔装lv.1(new)

耐性:物理耐性lv.3 精神異常耐性lv.1

称号:なし



名前:本村 竜司(男)

年齢:18

種族:人間

スキル:算術 言語術 妄想術lv.4(1up) 予測lv.4 流星拳lv.1 魔力操作lv.1(new)

耐性:物理耐性lv.3 精神異常耐性lv.1

称号:なし



名前:赤羽根 詩織(女)

年齢:17

種族:人間

スキル:算術 言語術 裁縫術lv.2 料理lv.3 記憶術lv.2 予測lv.3 状況判断lv.3 魔力操作lv.1(new) 魔力視lv.1(new)

耐性:物理耐性lv.2 

称号:なし

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