77 王都生活9日目夕 大型魔獣と戦うのが決定しました。
今回も赤羽根さん視点。
「今日はここでくつろぐに限るな。」
「私は別にいいけど・・・。」
「リリアナも問題ないのじゃ。」
これを両手に花っていうのね。今井君はモテモテね。
「くっそ・・・。」
「ジョーダン、今は取り込み中みたいですから、あとでにしましょう。」
「リョウはいずれぶっ飛ばすか・・・。」
物騒なこと言う人たちもいるのね。まぁ、あんなの見てたらそりゃ、嫉妬の一つや二つぐらいあると思うわ。
「で、なんで、二人はくっ付いてくるんだよ。熱いよ。」
「あ、私としたことが・・・ごめんなさい。」
「リリアナは離しはしないのじゃ。」
ジンジャーは離れたようだけど・・・リリアナは引っ付いたままって、明らかに今井君脳内演算か何かしてるよね?ほとんど気付いてないみたいだし。
「リリアナも離れなさいよ。」
「嫌じゃ嫌じゃ。」
隣のテーブルにいて正解だったかも・・・。周りの目がね?
「あははは。まぁいいや。」
あの三人はほっといて、私は適当に依頼書見てるんだけど・・・。
大した依頼じゃないのよね・・・。劇で主役が病気になったので代わりお願いしますとか、隣町まで荷物運んでくれない?とか・・・それ、魔導士じゃなくてもできるよね?
「ほんとにろくなことがないわ。」
「リリアナはどうせ宿でベタベタしてるんでしょ?私は今しかないのよ。」
「リリアナはそんなことしてないのじゃ。」
「・・・。」
あれが修羅場・・・怖いわね。
「お、そういう使い方だったのか・・・演算様様だな。」
今井君はどうやら、脳内演算と会話してるのかしら・・・横で美女にくっつかれておきながら無視って。
「ねぇ、リョウ?明日この依頼行かない?」
「ん?大型魔獣の討伐か・・・行ったことないな。行ってみるか。」
「う、うう・・・。」
あ、リリアナはチームじゃないから・・・パーティーで行けばいいでしょ?
「リリアナも行きたいのか?」
「リリアナはどうしてもって言うなら・・・行ってもよいぞ?」
「・・・。」
あれは、返事に困ったから演算使ってるわね。そんな短時間で何パターンのシミュレーションができるんだろ・・・。私もあんな感じのスキルあったらいいのにな・・・。
「俺はいいけど・・・。」
「リョウがいいっていうなら、私はいいわよ。」
「リリアナ達も一緒に行ってもよいのじゃな。」
「ちょっと、何私まで入れてるのよ・・・。」
「そうじゃな、リュージも誘わないといけないな。」
「パーティープレイってやつか・・・。」
「リョウがいいっていうなら私はパーティーでもいいわよ。」
「嫌じゃったかの?」
「いやではないけど・・・。」
「じゃあ、決まりじゃな。」
ちょっと、私まで、強制参加なの?それよりも、この二人一緒に依頼行っても大丈夫なのかな・・・。
「それって、私や本村君は含まれてるの?」
「先輩も呼ばないとかわいそうだろ?」
「そうじゃぞ。」
「そ、そうね・・・。」
強制参加は決定事項のようね。
大型の魔獣は私も初めてだからなぁ・・・。
今回も特に書いておくことはないと思います。




