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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
70/957

70 王都生活8日目昼 やられたらやり返すのじゃ。

今回はリリアナ視点。

「朝からえげつないことをされたもんじゃ。」


リリアナは悪くないのじゃ。それよりも、リョウと一緒に寝ることに成功したが一番の成果じゃな。シオンはいじわるじゃから、リョウと寝さしてくれなかったけど・・・今日は夜中目が覚めたから、リョウの布団にこっそり潜りこんだのじゃが、リリアナのおかげでリョウは目が覚めたんじゃな。


「リリアナ、まだ拗ねてるの?」


「痛かったのじゃ。シオンはいじわるじゃ。」


「朝からうるさくした二人が悪いのよ・・・それよりもいい感じにイチャイチャしてたわね。」


「そんな下品なことリリアナはしておらんのじゃ。」


「いいの?そんなこと言って・・・今井君からリリアナに何されたか聞いてるけど・・・。」


「リリアナは何もやましいことしてないのじゃ。そんなの脅しにならんのじゃ。」


「強がっても無駄よ。フフフ。」


「つ、強がりじゃないのじゃ!!事実じゃ!!」


「じゃあ、言うわよ?」


「何をじゃ?」


「リリアナ、屋敷で一緒に寝た時・・・毎日、抱き着いてきてたけど・・・今日は大丈夫だったの?」


「・・・。そ、そんんばの忘れたのじゃ。」


「噛んでるわよ。」


「う、う、う、今日は厄日じゃ。」


「リリアナは大胆ね。」


「寝相が悪いだけじゃ・・・。」


そうじゃ、寝相のことでどうとか言われるのはおかしいのじゃ。


「今井君はもう、リリアナにメロメロね。」


「リョウは、そんな奴じゃないのじゃ。」


「フフフ。どうなのかしらね。」


「どういう意味じゃ?」


「どういう意味なんでしょうね。」


シオンは意地悪じゃったようじゃな。最近やたらといじわるばっかりじゃ。


「いいもん、リリアナ拗ねるだけじゃから。」


「リリアナは拗ねてもかわいいだけよ。」


「からかっておるのじゃ。ひどいのじゃ。」


「そんなこと言って、ほら、手を動かしなさい。」


「この依頼は地味なんじゃ。なんでリリアナが花を作らないといけないのじゃ?」


「こういうの一回やってみたかったのよ。リリアナもこういうの出来ないと嫌われちゃうわよ。」


「そ、それは、困るのじゃ。」


「じゃあ、手を動かす。」


「わかったのじゃ。」


こんな地味な依頼、魔導士にやらせることじゃないのじゃ。報酬がいいから我慢するのじゃが。


「そういえば、シオンはリュージとうまくいっておるのか?」


「わ、私のことはどうでもいいでしょ・・・。」


さっきはやられたからの・・・やられたらやり返すしかないのじゃ。


「リュージと二人でこの三日間ぐらいイチャイチャしておったではないか。」


「イチャイチャなんてしてないわよ。」


「素直にならんとリュージに嫌われるかもしれないのじゃ。」


「だから、イチャイチャしてないでしょ。」


それは、知っておるのじゃ。リョウの予定表通りにリリアナが動いた結果が二人が仲良くなっただけじゃ。

リョウの予定内では親密度が上がった、あと一押しでシオンはリュージにメロメロになるって書いてあったからの。しかし、リョウの予定表がリリアナのベットの下に落ちてたのはわざとじゃったのか?


「シオンも隅に置けない女じゃな。」


「だから、違うってば!!」


このくらいで許してあげるかの、リリアナの心は広いからな!!



今回は書いておくことはないと思います。

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