表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
61/957

61 王都生活5日目朝 依頼に出発した。

今回は今井君視点。

「先輩朝ですよ。」


「うむ、最近はこの時間帯に目が覚めるようになってきたぞ。」


「前も似たようなこと言ってませんでした?」


「気のせいだろ。」


俺は先輩より先に宿屋の外に出た。


「リョウ、おはよ!!」


「ジンジャーか、もしかして待った?」


「今着たとこよ。」


ジンジャーは朝の方がテンション高いんじゃないのか?


「もしかして出発か?」


「そうよ、今日も私の運転だけど・・・大丈夫?」


「ジンジャーの運転は全然揺れがないから乗り心地いいけど?」


「ならいいわ。じゃあ、乗って。」


「わかった。」


いつ見ても魔動車(赤羽根さん命名)は二人で乗るには向いてないサイズだよな・・・。中も広いし。


「じゃあ、出発するから。」


「朝から移動ってことだけど・・・どのくらいかからるの?」


「3時間くらいよ。」


「そんなにかかるのか・・・。」


お化けって夜のイメージがあるんだけど・・・。


「あの・・・今日朝ご飯食べた?」


「いや、今日は食べてないな・・・。朝は赤羽根さんが作ってくれるんだけど・・・どこで作ってるんだろ?まぁいいか、今日はまだ寝てたからほっといたけど。」


「その人とはどういう関係なの?まさか・・・夫婦?」


「赤羽根さんとは俺はそういう関係にならないと思うけど・・・。」


「そんなに、本気にしなくてもいいのよ。ちょっと気になったから聞いてみただけ。」


「あそうなの?それで、朝食べてないけど・・・どうかしたの?食わなくても俺は平気だけど?」


「い、いや、あの・・・その・・・。」


ジンジャーは弁当か何かを作ったのか、もしくは、どこかで一緒に食べたいってことか。


「まさか作ってきたのか?」


「・・・。」


これを図星っていうのか?ジンジャーにもかわいらしいとこあるんだ。


「ジンジャーの作った料理楽しみだなー。」


「その、味の方はあんまりだけど・・・いいの?」


俺が断らない人間ってことを知ってて持って来たんだよね?じゃないと持ってこないよね?俺は先輩みたいに超鈍感キャラを目指してるわけじゃないから。先輩は天然のものだけどな。鈍感な人って、人の感情読むのが苦手な人なんでしょ。


「大丈夫、ジンジャーの作ったものなら食べるよ。」


こういうのは、先輩みたいなイケメンが言うセリフなんだろうけど・・・。


「どーしてもっていうなら、私が食べさしてあげるわよ。」


「おれ、子供じゃないから一人で食べれるよ・・・。」


「そ、そうよね。変なこと口走ってごめんなさい。」


「気にしてないから、大丈夫だよ?」


「・・・。」


いきなり食べさせるとか・・・日本にいたバカップルの絵じゃないですか、ヤダー。バカップルまで行くとさすがの俺でも引くかな?


「まぁいいけど、今日の依頼って夜やらなくていいの?ゴーストって夜行性とかじゃないのか?」


「夜行性よ・・・。ちょっとぶらぶらしたいなぁって思って・・・。」


「なるほど。」


ゴーストは夜行性だったのか。

今回は特に書いとくことはないと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ