60 王都生活4日目夜。
今回は今井君視点。
「今日は何もやることなく終わったな・・・。」
俺はすでに風呂にも晩飯も食べたし、やることないなー。明日は朝からクエストだし。
「そういえば、先輩はリリアナ達とチーム組んでるんですか?」
「いや、組んでおらんぞ?」
「そうなんですか?」
「俺はなんか知らんがマスターに言われた依頼をずっとやってるぞ?ソロで。」
「ちょっと前にリリアナが先輩誘うとか言ってましたが?」
「それは、断ったんだ。」
「そうだったんですね。」
「リリアナ達のチーム名何にしたんですかね。」
「確か『妖精の雷』だったと思うぞ。」
「全部赤羽根さんのことじゃないですか・・・やだー。」
「まぁ、そうなるのか・・・?」
「そうなりますね。」
「お前のとこは名前は何にしたんだ?」
「えっと、『トワイライト・スピア』ですね。」
「漢字にしたら黄昏の槍ってとこか?」
「先輩、英語できたんですね。」
「む?そのくらいはわかるぞ?」
「そうなんですね。」
「なんの話をしておるのじゃ?」
「今後の話だよ。リリアナも話に入る?」
「うむ、そうするのじゃ。」
リリアナが俺の横に座ってきた。
「・・・。隣でもいいかの?」
「まぁ、いいけど?」
「先輩赤羽根さん呼んでくださいよ。」
「む?なぜ俺に言うのだ?」
「いや、先輩何言ってんですか?」
「む?なんだ?」
「わかってないならいいですけど。早く呼んでください。」
「わかったぞ。」
「リリアナが呼んだほうがはやいんじゃないのかの?」
「ここは先輩が言わないとダメなんだよ。」
「そういうことか、わかったのじゃ。」
「リリアナは物分かりよくて助かるよ。」
リリアナは本当に俺の考えてることをわかってるんだろうな?
「なにか二人で企んでいるのか?まぁいいけど。」
「リュージ早く呼ぶんじゃ。」
「わ、わかった・・・。おーい赤羽根ー。」
「そこはシオリと下の名前で呼んだ方が・・・。」
「そこまで求めちゃだめだよ。赤羽根さんにそういうのはまかしておけばいいんだよ。」
「そうなのか?」
「そうなんだよ。」
「なによ。私もう寝ようと思ってたんだけど・・・。」
「こっちはもうリリアナが座っておるから、シオンは、あっちに座るといいぞ?」
「・・・。まぁいいけど。」
どうでもいいけど、リリアナは俺のやりたいこと何となくわかってたんだな。
「で、私まで呼んで何するき?」
「なんの話をしてるんだったけ?」
「明日はみんな何するの?って話でしたよね?先輩。」
「え、ああそうだな。」
あとちょっとで、怒って帰りそうだったな・・・セーフ。
「そうじゃな、シオンは明日何するのじゃ?」
「私はリリアナと一緒に朝は魔法の特訓して、昼から依頼をするんじゃなかったの?」
「そうじゃったな・・・。リュージは何するんじゃ?」
「俺は明日も朝から、マスターから依頼を受けてるぞ?」
「本村君はずっとマスターから依頼受けてたのね。」
「まぁ、ブロンズの依頼だったり、シルバーだったりと趣旨はよくわからんが。」
「まぁ、あのマスターのことだから何か考えがあるのかもね。」
今まで、ずっと立ってた赤羽根さんが先輩の横に自然に座った。
「そういうお前は、明日から何をするんだ?」
「俺ですか?俺は、朝から依頼ですよ。」
「リョウのチームの人とか?」
「そうだね、ジンジャーはいい子だからね・・・。」
「リリアナとどっちがいいのじゃ?」
ずいぶんとヤバい質問をしてくるな・・・。俺の好みを聞きに来たのか?単純に気になったから聞いているのか?
「リリアナは強いからねー。」
「そ、そうじゃな。リョウの教えてくれた妖精魔法のおかげじゃけどな!!」
「リリアナは、よく妖精魔法を使ってたけど・・・妖精大魔法いや、妖精術とかに変化した?」
「リョウは相手のステータスでも覗けるのか?」
「そんなことは魔族でもない限りできないでしょ。」
「魔族でもできないと思うのじゃが・・・。」
「そ、そうなの?」
魔族=万能ってわけじゃない。ってことで記憶しとこうかな・・・。次やったら恥ずかしいから。
「リリアナはそんなに妖精魔法を使ったんだ・・・。」
「そうじゃぞ。おかげで称号『妖精女王』になったんじゃ!!」
「それで、女王になったとか言ってたのね・・・。」
「そうじゃ。」
「称号を得たって言ってあげないとわからないだろ・・・。」
「そ、そうじゃったな。すまんのシオン。」
「気にする必要はないわよ。」
リリアナは妖精魔法を変化させて称号を得たそうだけど俺もいつの間にか冥界魔法の上位互換の冥界術をゲットしたんだけどなぁ。冥界王とかになったりはしないってことか・・・。
遅れてすいません。




