58 王都生活4日目の昼。
今回は今井君視点。
「ねぇ、昼をギルドで食べるのはいいとして、今日は何のクエスト行くの?」
「ジンジャーが選んだら?」
俺は、今日やる予定のことは全部朝のうちにやったし。まぐれとはいえ、攻撃力だけなら結構上がったし。
「じゃあ、ちょっと待ってて。」
ジンジャーは依頼板のところまで走っていった。
「リョウは今日はここで一人か?いつものかわいこちゃんと一緒じゃないのか?」
「ジョーダンか、お前こそ、今日はマーソンと一緒じゃないのか?」
「あいつは今、他のメンバーと朝から依頼行ってるよ。」
「ジョーダンのとこのチームは10人ぐらいのチームだったよな。」
「まぁな。基本は2つに分かれて行動するのが多いけどな。」
「今日も一緒に食うか?」
「今日は二人だけで食うとするか。」
「私も入れて、3人よ。」
「ジンジャーもう帰ってきたのか。」
「今日は3人だな。」
「だな。」
ジョーダンはチーム『ケロベロスの宴』の一人、いつもは、マーソンと一緒に俺とジンジャーとよく昼飯を食べる仲だ。
「そういえば、ジンジャーは通り名みたいなのあったんだよな?」
「あったんじゃなくてできたのよ。リョウは、物覚えが悪くて困るわ・・・。」
ジンジャーに呆れたやつみたいな、印象を持たれていたか・・・。
「俺も今日の朝にそのことを聞いて少々驚いたぞ。まさか、いつもの食事メンバーの一人が有名人になったりするんだからな。」
「そんな有名人とかじゃないわよ。『金の銃使い』よりも『美少女銃使い』とかの方がよかったわ。」
なんか、アニメのキャラでいそうだな。
「金ってその髪の色からきてるのか?」
「そうじゃないのか?」
「わ、私に聞かれても知らないわよ・・・。」
「勝手につけられたわけだしそりゃそうだよな。」
「そ、そうよ。リョウの言う通りよ。」
「まぁ、そうなるか。」
「ジンジャー、依頼持ってきたようだけど何に行くき?」
「ちょっと時間のかかる依頼よ。出発は明日の朝だけど・・・大丈夫?」
「俺としては特に問題はないけど・・・。」
昨日の依頼で金は結構たまったしな。
「これ、お前ら二人でやるのか?」
「そうだけど?私とリョウでこんなの簡単よ?」
「同じシルバーとは思えないな・・・。」
「ジョーダンは最近シルバーになったんだろ?」
「お前よりは早かったからな?」
「そうなのか・・・。」
依頼内容は、東の街の市長みたいなやつからか。最近街の近くに出てくるようになった、ゴーストの群れをどうにかしてほしい・・・か、冥界魔法の出番じゃないか!ジンジャーは俺の試したいことを読めるのか?
「このクエストって時間かかるのかよ?」
「時間よりも移動時間に時間かかるのよ。」
「おまえら、ゴースト倒せるのかよ。」
「もしかしたら、一掃できるかもしれない大技があるんだよ。」
「リョウはそういうこともできるの?」
「逆に知らなかったのか?」
「心を読めるのは、魔族ぐらいだぞ?」
「魔族はなんでもありだったのかよ・・・。」
「魔族について全然知らないのね。」
なんか魔族はなんでもありなんだな・・・。ジンジャーは魔族なんじゃね?人じゃないって言ってたし。
魔族だったら、心も読めるってわけか。俺の中ではジンジャー=魔族で通しておくか・・・。
今回も特に書いておくことはないと思います。




