56 王都生活4日目の朝。
今回は今井君視点。
王都生活4日目の朝。俺はいつも通りの時間にいつも通りのことをする。
「先輩朝ですよ。」
「うむ。そうだな・・・。毎朝すまんな。」
「それじゃあ、俺行きますね。」
「うむ、俺は着替えたら今日も朝から特訓だ。」
先輩と俺は別々に宿を出て行った。
「今日も昨日の場所に来たけど・・・。」
俺はふと空を見る。鳥が今日もついてきているようだな。
「今日は俺は何をしようか・・・。」
鳥はずっと俺の近くを飛んでるようだけど・・・疲れないのか?魔力の補充は結局朝にやったけど。
「そういえば、昨日のこの時間はここであれに襲われたんだったけ。」
火のケルベロスか、いつかはああいうのも使役してみたいもんだけど。今ではないな。
「そういえば、冥界術なるものを手に入れたようだけど・・・冥界魔法の上位互換ってやつだよな?」
死の世界に関係したことができるって・・・。死者の魂が向かうところの話だよね?俺も先輩も、赤羽根さんもそういうのは知らないよな・・・。
「取りあえず、この魔法は放置かな。」
木魔法の熟練度を上げとくか・・・。これって今結構高くなってきてるんだよね。レベルで言うと7・・・木魔法と鉄魔法とか、氷も結構なレベルになってきたんだよね。何かを作る魔法が俺には向いてるようなんだよね。
「『木魔法・ウッド・ダンス』」
地面からそれなりに大きな木がくねくねと踊るように出てきた。
木が枝を鞭のようにしならせ地面を叩く。叩かれた地面は少し削れるってぐらいの威力か・・・。
「ウッド・ダンスか、これは木を自在に操れるんだけど・・・あんまりこの魔法は強くないんだよなー。」
盗賊ですら痛いですむ威力だし。この魔法は拘束ようだな。鉄魔法があるからそれも微妙だけど・・・。
「鉄魔法の方が使い勝手がいいよな。」
俺はまた、槍を作った。
「いつも同じ形を作ってるけど・・・名前とか付けようかな。」
槍に名前か・・・十文字槍とかか?十文字じゃないけど・・・。
ビクトリースピアーとかがいいかもしれないな。Vの文字どこかに刻んでおこうかな・・・。ま、名前とかいらないからいいけど。
「問題はこの槍のこれだよな・・・。」
オートパイロット・スピアー、自動操縦って意味だけど・・・自動じゃないんだよなぁ。これ、さっきから自在に操れるようになってるんだよな・・・車にいた時と何か違うところとかあるかな?
「・・・魔力操作使ってないな。」
じゃあこれどうやってこんなにも自在に動くんだ?槍武道術のおかげか?
「これえげつないな・・・。」
槍を超速で回転させてさっきから、暴れてる木にあててみたら木が真っ二つに・・・縦に真っ二つとは。
この技はリリアナの妖精の弾丸よりは攻撃力はありそうだな。応用はあまりできないようだけど。似てる魔法のはずの堕天魔法が妖精魔法ほど威力がないんだよな。この魔法は反転させたり、魔法を複合化するのに使うぐらいなんだよな・・・。妖精魔法と違い堕天魔法は闇の浸食系魔法って感じなんだよな。浸食して侵食したものの性質を変えるみたいな感じだしな。
「今日は魔法の反省ぐらいしかできないかったな。」
毎日、魔法のレベルが上がったり、新規で魔法を習得したりとかだったりしたらかなり強いのにな・・・。
今回はこのスキルについて書いときます。(書いたかもしれないけど。
『鉄魔法』
・鉄を自由自在に操ることができるようになるスキル。
・鉄を生み出すことが可能になるスキル。
・魔力供給量に比例して鉄の強度は上がる。
・ある程度の形を想像できれば、具現化させることができる。
・想像できなければ具現化することはない。




