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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
51/957

51 廃城の探索をはじめました。

今回は赤羽根さん視点。

「シオン!このクエストに行くのじゃ!!」


「何のクエストなの?」


「これじゃ。」


リリアナが見せてきたのは、廃城の探索・・・かなり趣味の悪いクエストね。


「なんでこれなの?」


「報酬がいいのと、ここの廃城はきっとお宝があるに違いない!!」


「だといいけど、それはどこにあるのよ。」


「魔動力式四輪で3時間ってぐらいじゃな、今日はあっちで泊まりじゃな。」


「私はいいけど他の二人に言わなくてもいいの?」


「宿屋のおばちゃんが伝言をしてくれるって言ってから問題ないのじゃ。」


「まぁ、私も試してみたい魔法があるからいいけど。」


廃城の探索ならあの魔法がうまくいきそうね。


「シオンは魔法の天才じゃな。」


「リリアナには負けるわ。」


リリアナのように妖精魔法がすごいわけでもないし。リリアナの魔力許容量は20を超えてるはずだからあんなに妖精魔法を撃ったりできるわけであり、私のような15近くの人間じゃ妖精の羽に魔法を使ってるような余裕はないわけだし。


「じゃあ、出発するからちょっとギルドの前で待っててほしいのじゃ。」


リリアナは受付の人に何かを話して、どこかに行っちゃった。

とりあえず外で待ってれば問題ないのよね。


「シオンこれに乗るんじゃ。」


リリアナが車を運転してこっちへ来た。かなり進んだ文明だったのね。


「わかったわ。でも、こんなに大きなもの借りなくてもよかったんじゃないの?」


「魔動力式四輪はこのサイズが基本なんじゃ。」


へぇー文化が違うってすごいことなのね。


「シオンこの依頼は絶対に儲かると思うのじゃ。」


「依頼内容が探索って成功条件は何になるのよ?」


「探索してそれを報告すればそれで、問題ないと思うのじゃ。」


「そういうものなのね。」


リリアナって運転とかできるんだ・・・なんか意外ね。


「そういえば、シオンはどうやって魔法を生み出しておるんじゃ?リョウは脳内演算にかかればいかなる魔法も生み出すことは可能とか言ってたんじゃが。」


「私は今井君みたいにスキルで使ってるわけじゃなくて、私の故郷であった技術をこっちで使えるように工夫したり、考えたりしてたらスキルとして習得できるのよ。成功率はかなり低いけど。」


「リョウもシオンもかなり大量に魔法を使えるからリリアナは羨ましいのじゃ。」


「本村君みたいに体で新しくスキルでも生み出したら?」


「リリアナにはそっちの方が向いておるな。」


リリアナとドライブはいろいろとおしゃべりをしてたら目的の場所に着いた。


「さてと、では、探索開始じゃ!!」


「もうすぐ日暮れだけどいいの?」


「大丈夫じゃ、この城の中は暗いがリリアナが明るくするのじゃ。」


リリアナは光の玉を浮かべている。


「じゃあ、ライト係はリリアナで私はレーダー係ね。」


「れーだー?」


「知らないの?私のはレーダーというよりもソナーみたいなものだけど。」


「そなー?」


「簡単に言うと、音で遠くのものも見えるようになるのよ。」


「リリアナには想像もつかないのじゃ。」


そこは威張らなくもいいと思うけど・・・。


「取りあえず音魔法使うから・・・。」


「了解したのじゃ。」


「『音魔法・超音波』」


「何も起きておらんぞ?」


「大丈夫大体のこの階層のマップは把握したわ。それと魔獣が少し住み着いてるようね。」


「誰も住んでおらんのじゃ、当然といえば当然じゃな。」


超音波の反射でマップを調べたけど・・・かなり複雑な構造してるのね・・・。



5000PV超えました。ありがとうございます。

今回はこのスキルを書いときます。


『音魔法』

・音を自在に操れるようになる。

・音の動きを知ることができるようになる。

・魔力供給量に比例して威力と音の届く範囲が上がる。

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