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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
5/957

5 森に入ることになった。

今回は、今井君視点

「まじで精神的に来るな・・・。」


先輩から少し離れた位置に行って、俺はぶちまけた。それから10分ぐらいたったら先輩が歩いてるのが見えたから、俺も歩き始めた。


「あの人も、やっぱり、来てたんだな・・・。」


あの人の評価を変えてから俺は、あの人のことをバカから先輩に心の中でも呼び方を変えている。あの人は本来、あんな性格ではないようだったし。おそらく、チームワークみたいなのを深めようとしてるのかな?

それは、ある意味成功してるようだし、先輩は、意外とこういう非常事態に強いみたいだな。今頃、正義感とか、正義の男とか、習得しててもおかしくない。


<<スキル奇想天外のレベルが1上がりました>>

<<スキル発想力のレベルが1上がりました>>


さっきも地味に足技が2、予測が1上がったんだよな・・・。この世界のスキルに関してはよくわからないことだらけだな・・・。

赤羽根さんと先輩に追いついた。二人とも顔色は良くなっていた。


「先輩大丈夫ですか?」


「ふふふ、聞いて驚け、見て驚け。ステータス開示!」


いきなりステータスを見せてきた



名前:本村 竜司(男)

年齢:18

種族:人間

スキル:算術 言語術 妄想術lv.3 予測lv.4 流星拳lv.1

耐性:物理耐性lv.3 精神異常耐性lv.1

称号:なし


どうだ?といいたげな顔をしているが、「流星拳!!」とかいってふざけてるのかと思っていたが、それすらもスキルにしようとしていたのか?


「え?ただのパンチが流星拳とかいうスキルになるのよ?」


「うむ、流星拳の極意は流れ星のように流れるように殴るのだ。」


「なんで、先輩、そんなに詳しい詳細を用意してるんですか?」


「詳しい詳細ってなんか日本語違うくないか?まぁいいが、これはステータスに乗っていたんだ。」


「え?マジですか?」


「マジだ!」


それは、いいことを聞いた。奇想天外とか足技とか意味が分からんものがあったりするんだし、それの詳細を知ることができるのは大きいと思う。


「なんで二人とも、そんなに元気なのよ・・・。私はまだ、気持ち悪いわよ・・・。」


「うむ、俺は妄想術をつかって直したのだ!!」


「妄想の使い方おかしいですよね?」


「それ、私も、そうおもうわ・・・。」


「そうか?そういうもんだろ。ははは。」


先輩の使い方絶対に間違っているよな?つらいことを忘れるために使ったのか?それならあっているのか?考えていたら頭痛くなりそうだな・・・。


「じゃあ、行きましょう。」


「ん?つらかったんじゃないのか?」


「あなた達と話してると、辛いのもぶっ飛んでいったわ。」


「ですよね。先輩といると全部ぶっ飛んであほになりそうですよね?」


「ん?それほめてるのだよな?」


「当たり前じゃないですかー。」


「・・・。」


やめて赤羽根さん、そんなに冷たい目で見ないで、悲しくなるから・・・。

先輩がだけど・・・。


「ねぇ、そういえば、前の世界ではあったこともないんだから、そのこと話しましょうよ。」


「いいぜぇ、俺は高校3年だったんだぜぇ~。部活はなし、家に帰って寝るだけの人間だったぜぇ~。」


「・・・。」


「・・・。」


「ん?もう終わりなんだぜぇ~」


この人ほんとにつらくないのか?変なテンションで・・・。


「え?そんだけ?随分と悲しい高校生活だったのね・・・。」


「先輩らしいですね。赤羽根さんはどうでした?」


「私は高校2年で、部活はなし、家に帰ってバイトをずっとしてたわ。」


「・・・。」


「・・・。」


「ん?終わりよ?」


ってお前もかい!

というより赤羽根さん同い年だったのか・・・。


「じゃあ俺の番ですか。俺は高校2年で、部活は1年間サッカー部をやってましたが、めんどくなったんでやめて、今は家に帰ってバイトでもしよ~かなぁ~って思っていましたね。」


「・・・。」


「・・・。」


「あれ?もう終わりですよ?」


「おお、皆部活やってないんだな。お前の蹴りがサッカーぽかったのがそれが原因か・・・。」


「1年やっても足技lv.2だったなんて・・・なんかすごく複雑な気分ですよ。」


「私は半年ぐらい料理やってたら、料理lv.3あったのね。センスがあったのかしら?」


「先輩はどのくらい妄想してたんすか?」


「そうだな、妄想なんて今までたいして、やってなかったからなぁ、そうだな、女神様にあって異世界やったぜーって時が一番妄想してかもな。」


「それって、数分で妄想術lv.2まであげたんですか?」


「そういうことになるな。」


この人どんなに妄想したんだ?5,6パターンはしてただろ。


「ちょっと、二人とも見て、森よ。」


うげ、森って動物の住処じゃん、絶対に入ったらダメなやつじゃん。


「森に入るのは、よくないと思うのだけど?」


「俺は入るのに1票。」


「意見が分かれたな・・・。」


「先輩の意見がありませんが?」


なんでか知らないが俺はここに入るべきだと思う。かなり危険なのは承知の上でだ。下手すれば死ぬかもしれない。だが、俺の感がここに入れと言っている。


「俺はここに入るべきだと思う。ここの道はずっとこの森の中に続いてるんだ。案外この森を突き抜けれるかもしれない。それに、俺は腹が減った。」


「先輩、一番最後本音漏れてますよ。」


「そういわれれば、そうよね・・・。」


たしかにここから反対に行くのは良くないだろう。どうやら、まだ昼過ぎぐらいだし。ここに入って食料を確保するのが一番だろう。


「私も入るのに一票。」


「うむ全員一致で、森に入るに決定したな。」



一応3人のステータス書いときます。


名前:今井 陵(男)

年齢:16

種族:人間

スキル:算術 言語術 棒術lv.1 足技lv.4(2up) 発想力lv.4(1up) 奇想天外lv.5(1up) 観察眼lv.6 予測lv.5

耐性:物理耐性lv.3(1up) 精神異常耐性lv.1(new)

称号:なし



名前:本村 竜司(男)

年齢:18

種族:人間

スキル:算術 言語術 妄想術lv.3(1up) 予測lv.4(1up) 流星拳lv.1

耐性:物理耐性lv.3(1up) 精神異常耐性lv.1(new)

称号:なし



名前:赤羽根 詩織(女)

年齢:17

種族:人間

スキル:算術 言語術 裁縫術lv.2 料理lv.3 記憶術lv.2 予測lv.3 状況判断lv.3(1up)

耐性:物理耐性lv.2 

称号:なし

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