48 火のケロベロスと戦いました。
今回も今井君視点。
「グルルルル!!」
「やめろって。ちょっと!?」
ケルベロスは爪を振り回す。ケルベロスの爪が当たった場所は地面が溶ける。
「いくら火でできててもおかしいよね?」
「グルァァァァァァ!!」
ケルベロスの頭の一つが吠える。
あー話を聞く気はないってことか・・・。俺、結構強い自信あったけど・・・こいつには勝てるのか?
「グギャァァァア!!」
またかみつきか・・・じゃなかったブレスだよ。危ない!!
「グルァァァァァァ!!」
またひっかきか。攻撃を躱せても勝てるわけじゃないんだよな。リリアナみたいに強力な一撃あったり、赤羽根さんみたいにユニークで無双できるわけでもないからなぁ・・・。器用貧乏なんだな俺って。
「グルルルル!!」
唸っても無駄無駄!!お前ののろい攻撃は全て躱せる。こっちに攻撃のチャンスはないけど。
脳内演算使ってもいいけど、演算結果は完璧じゃないからな・・・。
「グルルルル!!」
「あきらめて消えてくれると助かるけど?やっぱりできない?」
「ガウゥ!!」
噛みついてきやがった。俺がしゃべると煽ってるってことになってるのか?
「グルゥゥゥゥ!!」
お前ら仲いいな。そういえば、赤羽根さんが作ったサンドイッチがあるんだっけ。菓子パンとかじゃないけど大丈夫だよな?ケロベロスにパンを与えるとか聞いたことあるようなないようなだし。
「お前らに最高にうまいパンを与えてやろう!」
バスケットの中身を広げた。くっそ、赤羽根さんが作るものは料理スキルのおかげかは知らないが、かなりうまい。店開いても問題ないね。
「グガ、グガ。」
お、食べ始めた。火でできてるのに食べれるんだな・・・。
「グゴォォォ!!」
「は?あんなにおいしいもの食べたくせにまだやろうってか?」
こいつらひでーな。誰だよケロベロスにパンを与えるとか言い始めたやつ。飼い犬に手を噛まれるの間違いだろ。
「グルルルル!!」
堕天魔法で終わらしてやればいいじゃん。なんで気が付かなかったんだ。
「とりあえず、暗黒魔法の堕天で大丈夫かな?」
黒い光の玉・・・光ってはないが・・・よっしやったれ!!
「グゴォォォ!!」
「ガウゥ!!」
「グゴゴゴ!!」
三頭同時ブレスですか?えげつない威力ですよね?やっば・・・。
と思っていたけど、俺の堕天魔法はその強力なブレスを巻き込み闇の奥へ吸い込んでいく。
「ブラックホール・・・。」
「「「グガ!?」」」
黒い球はそのまま、ケルベロスへ直撃した。その瞬間ケロベロスの体が吸い込まれていく・・・。
「「「ギャイン!!」」」
「火でできたケロベロスでもそんなこと言うのか・・・。」
ケロベロスはブラックホールへと消えていった。ブラックホールもケロベロス消滅とともに消えていった。
「危なかったぁ・・・」
<<スキル冥界術を習得しました>>
ケルベロスって冥界の番犬とかだったけ?あれケロベロス判定あったんだ。
特に書いておくことはありません。




