473 お店経営12日目夕 人間道 その2
今回はコチョウ
店にいたらリョウの瀕死になったり、瀕死の状態なのにさらにダメージを受けたりしてなんだかすごく心配と思っていたら依然リョウが私に見せてくれたヤバくなったらここに飛ばされるってところにいるんだけど大丈夫かなって思っていったら、かなりの重傷のリョウが倒れてるし、今度は助けたと思ったら殴り飛ばされるし・・・やっぱりリョウに嫌われてたんだ。
「ごめんなさい・・・もう帰るから。」
「ちが・・・そうじゃなくて!」
「キャッ!!」
今度は魔法で攻撃まで・・・なんだか、モヤモヤがずっとさっきよりもリョウの周りに出ててなんだか・・・怖い。
「リョウ、私謝るから、何でもするから、やめてよ!」
ずっと魔法を撃ち続けてくるリョウ・・・そんなにそんなに気に入らなかったの?
「違うってば・・・早く離れろよ!」
「だって、リョウ様子がおかしいもん・・・」
「だからだよ!」
「!?だったら・・・だったら、私が助けてあげるから・・・」
「やめろってば!近づくなって、」
顔つきまで・・・悪そうになってきてる。
「リョウが拒んでも、やっぱり助ける。私は自分勝手だから・・・ごめんね?」
「おい、今は、遊んでる時みたいじゃないんだぞ!?」
「そんなの見たらわかるよ・・・」
どんどんどんどんリョウのステータスが上昇し続けてるんだからわかるに決まってるでしょ、リョウが作ってた自分がヤバい時の空間とか言ってわざわざ私をここを教えたんだから、やばい時は助けてほしいってことなんでしょ?いいよ、私が何とかするから。
「・・・」
はっや・・・結界ずっと警戒して張ってなかったら、今のリョウの蹴りかわせなかったよ。もう、殺しに来てるレベルじゃん。
「リョウ・・・悪いけど、本気で私もやるね?今のリョウに手加減してる余裕は無いみたいだから、だから、もしかしたら、かなりのダメージ与えることになるんだろうけど、許してね!」
私の魔法は普通に弾かれた。
「いつものリョウなら・・・堕天してても大ダメージだったのに・・・」
今もリョウは堕天してるけど、あの靄みたいなのが原因なのかな?今結界みたいにリョウを守ったし・・・なにか、何かがヤバい・・・
「エーアイとかベラドンナとかと戦うと気みたいな感じ・・・」
格上ってこと?
「何も答えなくていいよ・・・リョウが本気なら私がリョウよりももっともっと本気で戦うだけだから。」
同じ10枚羽根の堕天でも・・・まだ届きそうにないよね・・・
「やったことないけど、暴食使ってみるしかないか。」
賭けってやつだよね・・・でも、あれなら何とかなるかもしれないし。
コチョウも全力でやると・・・




