45 妖精化じゃ。
リリアナ視点。
「妖精化とは何なんじゃろか?」
それ以外は大体理解したけど・・・。確かに前に比べてさらに自由に魔法をいじれるようになった、威力も前よりも更に上がったようじゃし、地面とか木をそれらの魔法ほどではないが、操れるようにもなった。妖精作成はあまりよくわからないから使わないままでいいと思う。
「とりあえず、妖精化というのもためしてみるかの・・・。」
妖精化っていうから相当すごいんじゃろなとか思ってたけど、羽が6つの小さな光の羽から2枚の大きな光の羽になっているようじゃの・・・。シオンは最初から蝶のような羽を出しておったが、シオンの羽よりもおしゃれな感じになっておるようじゃな・・・。
「グガァァァァア!!」
「あれは、この辺りにたまに出現するという電撃を使うという特殊個体か?」
「グオォォォォ!」
「オーガは妖精が嫌いなのか?この妖精化というスキルの検証に付き合ってもらうぞ?」
「グギャァァァア!!」
とりあえず妖精の弾丸を撃って強さの比較じゃな。
「ゲバァバアァァアア!!」
妖精化する前と比べたら同じぐらいの威力で倍以上の威力がでてるようじゃな・・・。オーガの体を蜂の巣位軽く出来そうじゃな。妖精女王とは、随分と妖精らしい称号まで手に入れたようじゃな・・・。爺様が英雄だから、リリアナもそういうのをもらえたものと思ってたのじゃが・・・まったく違う方向へ進んでしまったようじゃな。
「リリアナ大丈夫?なんかすごい爆音がしたから来てみたけど・・・。」
「うむ。まったく問題ないのじゃ!!むしろ問題があるぐらいじゃがな!!」
「その羽のこと?前に比べたら随分と立派になったのね・・・。」
「リリアナは女王じゃからな!!」
「いくら悲しいからってここまで、リリアナを変えてしまうものなのね・・・。」
「ち、違うのじゃ、リリアナは悲しい子じゃないのじゃ!!ほんとに女王になったのじゃ!!」
「そういうことにしておくわ・・・。」
「む。それは信用してないときの反応ではないか!!」
「そ、そうね。」
シオンが目を見てくれなくなった・・・。
「リリアナ、そろそろ食事にしましょ。」
「む?あっちまで戻らないのか?」
「何のためにこれを持ってきたと思ってるのよ・・・。」
シオンはバスケットを見せてきた。
「シオンが作ったのか?」
「リリアナを起こす前にちゃっちゃと作ったから味の保証はできないけど・・・。」
「大丈夫じゃ!!シオンの料理はいつでもおいしいからの!!」
「本村君のせいでちょっと心配しすぎだったようね。」
「リュージが何かしたのか?」
「別に。それよりも、ほっぺにパン屑がついてるわよ。」
「食べ終わってから、顔を洗えばそれで問題ないのじゃ!!」
「そ、そうね。」
シオンの作ったものはいつでもおいしいのじゃ。
今回は特に書いておくことはありません。




