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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
お店経営・研究生活編
377/957

377 お店経営5日目朝 シエルとコチョウ

今回はコチョウ

「マスターどうかしました?さっきから手が止まってますよ?」


「いや、今日は仕事少ないからどうしたのかなって・・・」


「あーそれは昨日位まではそんなに期限が近いわけでもないものをたくさんやらし過ぎてましたからね、今あるのはほとんど昨日の午後に入ったものばかりです。」


「へーってまたそんな嫌がらせしてたの?シエルは私が嫌いなんだ・・・」


「違いますよー頑張ってるマスターの顔が素晴らしいのでつい・・・マスター魔法の準備をしないでください。『絶対防御』」


シエルは、結界の中に隠れた。勘がいいなーほんとなら氷漬けにしてやろうかと思ってたのに。


「マスター無言で魔法を使おうとするのは止めてください、私泣きますよ?」


「シエルのコレクションいつか燃やしてやるから・・・盗撮魔。」


「それは不可能ですね、仮にそんなことされたら私はマスターから離れてリリアナ様のところで暮らします。」


「そんなことしないよ・・・だからどこにも行かないでね?」


「全くマスターはツンデレですか?私は大いに構いませんが?」


「そんなんじゃない!!」


「ほら、早く作業してください。」


フヨフヨ、フワフワと私の周りを飛んだり時おり私の頭の上に乗ってきたり、肩だったりとシエルは私の作業を見ながらずっと部屋にいた。


「ねぇ、シエルは今日は仕事ないの?」


「だれも、オーダーメイドの依頼しに来ないですからね。」


「なんで、カメラを向けてくるの?」


「マスターが愛くるしい顔をしてるからです。」


「シエル怖いよ・・・」


「私は全く怖くないと思いますが?私が怒ってもそこまで怖いなんて感情早々芽生えたりはしませんよ?」


「そっちの怖いじゃないよ、でもシエルが怖い。」


「マスターは私のこと嫌いですか?返答次第ではリリアナ様のところに行きます。」


「シエルはやっぱり私のこと嫌いなんだ・・・リリアナの方がかわいいもんね。仕方ないことなんだよね・・・」


「な・・・マスターが一番決まってるじゃないですか?何を言い始めるんですか?」


「だって、最近何かとあればリリアナ様のところに行きますよ?って私の事興味なくなったからリリアナのところに行くんだ。」


「行きませんよ?何言ってるんですか?バカなんですか?おバカですね。アホですか?ドアホですね。その上ドジでマヌケで泣き虫で寂しがりで」


「またイジワルばっかり言う・・・私そんなんじゃないもん。泣き虫じゃないし。」


「そこだけですか!?否定するのは?」


「別に、他のことも違うけど、これだけは絶対に違うもん。」


「お、これもコレクションに追加ですね。」


シエルって結局、私を撮ってるだけだよね・・・仕事するか、私を手伝ってほしいんだけど。



コチョウはシエルにどう思われてるのかが凄く気になっている。



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