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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
33/957

33 入団試験 その1。

今回も今井君視点。

「では、本ギルドの説明をします。」


ギルドマスターの説明が始まった。


「ここのギルドでは、入団試験は極めて簡単です。私と戦ってもらいます。」


「それだけなんですか?」


「はい。これだけです。魔導士としての実力を測らしてもらいます。」


「では、まずは俺からやらせてもらってもよいか?」


「リリアナは問題ないのじゃ。」


「さすが先輩ですね。」


「本村君らしいわ。」


「一つ言い忘れてましたが、私はSランク魔導士と呼ばれてるので全力でやってもらって構いません。」


「これも使ってよいのか?」


先輩は俺が昨日に作り直した、遊び心満載の木の剣を取り出した。


「もちろん構いません。」


Sランクと呼ばれてる10人の一人と戦うことになるとは・・・。


「では、それ以外の方はあちらでお待ちください。」


ギルマスに指示された場所から先輩の戦いを見ることにするか。


「では、始めましょう。」


「行くぜぇ!!」


どうやら始まったようだ。

先輩は、早速、魔装を使い始めた。この三日の間に教えておいてよかったと思う。

魔装された先輩の剣は速さと強度、攻撃力が段違いに上がる。その先輩の攻撃がギルマスは危なげなく余裕の表情で躱し続けている。


「あれが、Sランクじゃ。」


「確かに段違いの実力差があるんだな。」


「まぁ、まだ、リリアナ達はそんなに強くはなかったということじゃな。」


「上には上がいるってことね・・・。」


赤羽根さんはおそらくギルマスの行動を分析をしているんじゃないのかな?ずっと戦いを見ている。リリアナはあの人の実力を知ってるようだったから赤羽根さんと比べると心に大きな余裕があるようだな。Sランクの実力を知っていて、赤羽根さんがSランクになれるといっていたのか?まだ実践や経験が圧倒的に足りておらんのじゃがな。と言っていたけど、赤羽根さんって結構やばいんだな・・・。


「おりゃ、うりゃ。」


「そろそろ、終わりにさせてもらいますよ。」


先輩の攻撃をずっと躱していたギルマスが攻撃に移るようだ。


「どんとこいやぁぁ!!」


「では、いきます。」


先輩はおそらく風魔法と水魔法の合わせ技でやられたようだ。

先輩は違うところにそのまま歩いて出て行った。


「次は私が行くわ。」


赤羽根さんがギルマスのところへ行った。

正直、赤羽根さんの実力はまだはっきりと見たことがないので、どんなことをするのか楽しみだ。


「次はリリアナの番でもかまわんかの?」


「あ、ああ。問題ないよ。」


どうやら、戦闘が始まったようだ。


赤羽根さんが強烈に速いスピードでギルマスの腹を蹴った。


「赤羽根さんってあんなに速いの?」


「リリアナもあんな技見たことないのじゃ・・・。」


リリアナはこの戦いを正しくは、赤羽根さんの戦い方を分析するようだ。まぁこの二人は同じ魔法を共有してるような感じに近いからな・・・。

さっきの赤羽根さんの蹴りはギルマスにはダメージがなかったようだ。赤羽根さんは蹴った瞬間にそれを理解したのかすぐに飛びのいていたけど。


「のぉ、なぜシオンは妖精魔法を使わんのじゃろか?」


「赤羽根さんのことだから何か作戦でもあるのかもな・・・。」


そういえば、赤羽根さんには妖精魔法があったんだったな。使わないところから見て、やっぱり戦いの最後の方で使うつもりなのか、それとも使う気がないのかのどっちかだよな。

そのとき赤羽根さんが動いた。赤羽根さんがその右手に黒い(おそらく砂鉄)を集め始めた。


「あれは、知っておるぞ。磁気魔法じゃな。」


その砂鉄は鞭のように一本の長いひものようになった。


「あんなこともできるのか・・・。」


「リリアナもあの形で見るのは初めてじゃ。」


赤羽根さんの鞭がギルマスを襲うがギルマスは全て躱している。やはり、Sランクなだけあって攻撃にそう簡単にあたったりはしないか。赤羽根さんの鞭が当たったところは地味に濡れてるところもあった。


「あの鞭、水魔法も混ぜて作っているのか・・・。」


おそらくあの鞭は、砂鉄が超速であの鞭の周りをまわっているんだと思う、それも水と一緒に。それによって破壊力があんなに上がってるってことか・・・。

あれを俺が食らったら体がもげそうだな。

赤羽根さんは鞭でギルマスの行動範囲を絞っていたようだった。赤羽根さんは空いてる手の方で雷魔法を放った。さすがのギルマスもまさか、赤羽根さんがまだ魔法を使えると思ってなかったようだった。電撃を躱すことができないと理解して地面から壁を作った。


「さすがはSランクじゃな、対応が早い。」


確かに対応は早かった。しかし、赤羽根さんにはその行動は読めていたのか、赤羽根さんの鞭がその壁を破壊した。

ギルマスも壊されることを読んでいたのか、ギルマスの周りに結界のようなものを展開していた。赤羽根さんの電撃はその結界に弾かれた。


「君の実力は大体わかりました。ここまでにしましょう。」


「わかりました。」


どうやら、戦いは終わったようだ。赤羽根さんも先輩と同じところへ行った。


「次はリリアナの番じゃな。リョウよ、リリアナの戦いを見ておくといいぞ。」


リリアナもギルマスのところへ向かっていった。

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