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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
お店経営・研究生活編
327/957

327 お店経営1日目夜 ジンジャーの夜

今回はジンジャー

「あれ?あいつは?」


「あいつってコチョウのこと?シエルが一緒に残るって作業があるって言ってたから今日は来ないと思うけど。リョウは一々そんな心配してあげるのね。そういう優しいところ私は好き。」


「いや、まぁ・・・そういうことにしておこうかな!」


「まぁ・・・」


「ジンジャー、今日の仕事どうだったの開店初日だったんでしょ?」


「うん、だからみんなに食べに行きましょうって誘ったら。断られちゃったから今ここにいるんだけど。」


「へぇージンジャーも苦労してるんだな。」


「誰にだって苦労はあるでしょ?」


「俺は人任せ気味だけど。」


「自分で陰でやってるの知ってるから皆許してるだけよ。」


「え・・・?何もやってないはずだけど?」


「え・・・?何言ってるの?」


夜遅くまで魔法書書いたり、魔法の構想を練ってたりと大変そうに思うんだけど。


「何かやってたら・・・今頃もっとすごいことになってそうだなー。」


「リョウならなれるよ。覚えてる?私が最初にリョウをパーティーに誘ったのよ?」


「今、これ所属してることになってるの?」


「一応ね。最上級の称号を与えられてるわ。やろうと思えばギルドなんかも開けるけど?」


「開く気はねーよ。趣味でやりかねないけど。」


趣味でギルド作るって・・・まぁ、エーアイとかが属してるっていうメイド師団もリョウが開設したようなものらしいし・・・コチョウの店の利益の2割ぐらいはコチョウに無理やり渡されてるはずだし・・・


「お金には困ってないのね。」


「エーアイとかが働いてるからね。ほんと、少しはコチョウを見裸うべきかな・・・」


リョウは何かの本を開きながら言う。


「東の国・・・先輩の話じゃ、日本と似てるって話だけど・・・あの人東の国に言ったわけじゃないしな・・・」


「東の国に行くなら、途中の魔族領に住む獣人たちのせいで東の国とこっちの3国では今は2国だけど、まったく流通がないのよ。」


「そうだったのか・・・魔族領では東の国は恐ろしく強いのがわんさかいるって話だったけど?」


「鬼族っていう種族が恐ろしく強い筈だけど・・・今のリョウからしたら、相手にならないはずよ。その他にもあっちには妖怪っていう固有の魔物のようなものも存在するし。」


「ますます、江戸か戦国っぽいな。いや、平安か?わからん。」


「何を言ってるのか・・・私にも理解できないんだけど。」


「いや、こっちの話だ気にしなくていいよ。」


たまにリョウは意味の分からないことを言うから、凄く心配になるけど・・・でも一番心配なのは。


「東の国に行く気?」


「え?なんでわかったの?」


ビンゴ・・・リョウの決断力と行動力は毎回驚きね・・・ここまですぐに行動に移るかな普通。



今井君はすぐに行動を起こす・・・トラブルメーカーですからねw



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