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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
お店経営・研究生活編
314/957

314 お店経営1日目昼前 雑談 その2

今回はコチョウ

「ねぇ、そろそろお昼前だけど、どうする?ジンジャー呼んできてもらえない?ごはんにしましょって。」


「マスターは私に雑用を押し付ける気ですか?」


「どうせ、後20個近くあるんだからいいでしょ?」


「・・・リリアナ様がさらに戦闘力が上がりましたね。」


「何?もう本気で怒ったのじゃーッ!って感じで凄いことになってるの?それとも、これがほんとのとっておきじゃ、って感じ?」


「多分、後者の方でしょうね。何度か魔法を使ってるようでしたし。」


「ふーん、って王都にリリアナがそこまでしても倒せないやつとかいるの?」


「エーアイ様の憤怒使用状態でしょうかね?あのお方が激怒するようなことが起きるとは思いませんので、今のリリアナ様の方が数値上ではエーアイ様よりも強い状態になってますね。一時的に。」


「リリアナって変身とかできたの?」


「ある意味変身でしょうね。マスターも暴食使用状態みたいなのはないのですか?」


「使用状態も何も、これ普通に使えるもの。ほら。」


「ちょっと危ないですよ。いくら、マスターがかわいくても許されないことありますよ、それに取り込まれたら私、しばらく復活できませんから。」


「復活できるんだ。」


「何せ、妖精ですからね。」


「ふーん、じゃあ早くジンジャーをと思ったけど。待ってたらここに来るかな?」


「ジンジャー様は忙しいかと思いますがね。」


「ふーん・・・さっきからなるべく触れないようにと思ってるけど、やっぱり聞くね?」


「なんでしょうか?」


「さっきからかわいいとか言ってるけど、おちょっくてるのかな?って。」


「まさか、マスターがかわいいの事実ですし、怒ってても可愛らしいですし、この際だからリョウ様にハグでもしてしまえば、一瞬で心は盗めちゃいそうですよ。」


「お世辞ね。ありごとうね。」


「うーん、私が本当に男でしたらと思うほどにですのに。」


「聞いてるこっちがバカらしくなったからもういいわよ。」


「マスターがバカっぽいのは元からですので、ご安心を。」


「あなた本当に私のこと信用してるの?それともなめてるの?なめてるなら、一度絞めるべきだと思うんだけど。」


「まさか、私は心の底からマスターのことを愛してますし、敬愛してます、信用なんてレベルじゃありませんから。本当にご安心を。」


「・・・もういいわ、ジンジャーがきてくれるのを願ってここで待ちながら作業するから。」


「マスターは乙女ですね。選択が待つってのは実に女らしいですよ。」


「女ですもん。男の記憶も持つって感じかな?」


「それ、人前では言わないでくださいね?ちょっと、バカの子以上の問題ですから。」


「シエル、嫌い。生意気。」


「あー怒ってもかわいいです。」


ちょっとここまでくると怖くなってきた。何こいつ、ほんとになんなの?ジンジャー早く来て。



待たせるのが女の特権では?

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