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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
31/957

31 王都に到着しました。

今回は短め


今井君視点。

「では、出発じゃ。」


リリアナは水晶の玉のようなものを掲げた。


「それが、マジックアイテムというやつだな!」


「先輩、今更ですか?」


「はっはっは!まぁ良いではないか!」


「そうですね・・・。」


「王都でもそのテンションで行くの?」


「はっはっは!今の俺に不可能はない!」


「大きく出ましたね。」


「不可能はなくてもやらないことはあるけどな!」


「逃げましたね・・・。」


「では、そろそろ行くのじゃ。みなはリリアナのそばにいるのじゃぞ?」


リリアナの近くに俺たちは集まった。


「では、出発じゃー!」


「よっしゃぁぁぁ!!」


「それ、久々に聞いたわ。」


「同じく。」


「はっはっは!何事も楽しまねば損だからな!」


先輩は先輩のままのようだ。


「本村君は相変わらずね。王都で浮くわよ?」


「大丈夫じゃぞ、みんなこんなテンションじゃ。」


「ずいぶんと熱狂的な街なのね・・・。」


赤羽根さんがやれやれといった態度をとっていた。

む?あいつ地味に見に来てるのか・・・。

木の陰に隠れた、元木の人形ちゃんは森に残しておくことにした。帰ってきたら名前つけるからと言ったら、目をきらめかして、ここで待ってます。とか言ってたっけ。

俺は一応手を小さく振ってみた。

元木の人形ちゃんは小さく礼をしてきた。

それと同時に、リリアナの足元に魔法陣のようなものが出てきた。


「道具でも魔法陣がでるものなのね・・・。」


赤羽根さんのその一言を残して俺たちは王都へ瞬間移動した。


「うむ、みないるようじゃな。ここは王都の広場じゃ、あの水晶・・・名前は覚えておらんがあれを使うとここに来れるのじゃ。」


「そういう道具だったのか。」


「うむ、まずはあっちじゃな。」


リリアナが指さした方を見ると大通りの奥に大きな建物があった。


「リリアナちゃん、あの建物が魔導士ギルドってやつか?」


「そうじゃ、正しくは私営魔導士ギルドじゃがな。」


「国営とかあるのね・・・。」


「この王都には2つの魔導士ギルドがあるんじゃ、一つは前にある。私営ギルド、もう一つはあっちの方にあるのじゃ。」


「冒険者ギルドはないのか?」


先輩はやっぱり冒険者になりたいのか?


「ここにはないのじゃ、冒険者ギルドは小さな村や町に多くあるのじゃ。」


「へぇ、そんなシステムだったのね。」


赤羽根さんも聞いてなかったようだ。


「リリアナ達が行くのはあっちの私営ギルドじゃ。」


「よっしゃぁぁぁ!!燃えてきたぜぇぇぇ!!」


先輩がギルドのほうへ走っていった。


「迷子になっても知らないから。」


赤羽根さんの声は絶対に届いてないと思うけどな。


「リリアナ達も早くいくとするかの。」


俺たちは私営魔導士ギルドへ向かった。

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