30 王都行きを聞かされました。
今回は今井君視点。
「明後日ぐらいに王都行きが決定したぞ!」
俺は、目が覚めたらなぜか、先輩がこんなことを言ってきた。
「脳内演算は控えないとまずそうだな・・・こんな夢を見始めるなんて・・・。」
「む?これは夢ではないぞ?事実だぞ?」
「え?そうなんですか?」
これが事実ならどうして王都行きなんて決めたんだ?片道1カ月はかかるだろ?
「うむ、これは事実だぞ?」
後でリリアナとかに聞いとくか・・・。
「今ってどのくらいの時間ですか?」
「もうすぐ晩飯である。その時にリリアナちゃんが詳しく教えてくれるはずだぞ?」
「それは助かりますね。もう、俺お腹ペコペコなんですよ。」
「はっはっは!今日もうまい晩飯が待っているぞ!」
俺と先輩は食堂に移動した。
「あら、本当に夜ご飯までに目が覚めるのね・・・。」
「赤羽根さんも見たの?」
「ええ、随分と間抜けな顔してたけど?」
「あれ?先輩、俺を発見したのって赤羽根さんじゃなかったんですか?」
「いや、リリアナちゃんが運んできたようだったぞ。」
「もうちょい早くいってくださいよ~。」
「何よ・・・。」
「いや、知らないなら別にいいけど。」
「今井君は王都へ行くことちゃんと聞いた?」
「一応はってぐらいは聞いたけど・・・。」
俺はあえて先輩のほうを見る
「む?確かに伝えたはずだが?」
「先輩、冗談ですよ。」
俺は椅子に座った。
「みな揃ったようじゃな。明後日魔道具で、行きは一瞬で王都に着くことになるのじゃ。」
「そんなのあるんだ・・・。」
転送魔法か何かか・・・。できれば習得したいな。
「うむ、リョウも来てくれるのじゃよな?」
「もちろんですとも。」
あれのことが少し気になるが・・・。あれなら何とかなるか。
「うむ、それでじゃ、王都で魔導士として活動しようと思うのじゃ。」
「どうしてまたやるんだ?」
「うむ、この二人には話したことなんじゃが、今から半年後にSランクを決める大会があるのじゃ。」
「ちょっと前に言ってた、あのトーナメントのこと?」
「うむ、魔導士ならだれでも参加可能じゃからな。」
「冒険者はむりなのか?」
先輩は冒険者になりたいのか?
「冒険者はいるにはいるが、Sランクと呼ばれる連中は全員魔導士じゃ。」
あまり関係ないと思うけどな。
「まぁ、それはいいとして、それだけの力を試してみたいとは思わないか?リリアナは試してみたいから王都に行きたいのじゃ。魔導士になって有名になれば二つ名をもらえるかもしれんしな。」
「二つ名!!それは燃えるな!!」
「そうじゃろ。そうじゃろ。だから、魔導士として王都へ行くのじゃ。」
要するにロマンってことか?
「王都の図書館なら珍しい魔法とかもあるかもしれんぞ?」
「おお、なら俺も行きたくなってくるな!」
「あなた、こっちの文字読めるのね・・・。」
「赤羽根さんもすぐに読めるようになると思うよ。」
「そう、王都で勉強する必要がありそうね・・・。」
なんかよこで先輩が、ギルドがあったらきっと絡まれるっていうイベントあるよな?とかずっとぼそぼそ言っている。絡まれるイベントってなにさ、全部先輩が殴り飛ばしてくださいよ。
「じゃあ、明後日から改めて頼むぞ?」
リリアナは最後にほんとのホントじゃぞ?と言っている。
「今日も実にうまいな。」
「そう?感謝の言葉として受け取っておくわ。」
これ、食費けっこうしそうだよね・・・。王都いけば俺は我慢するからいいとして、先輩はどうする気だろ?
それと、あの元人形ちゃんはどうしようかな。まぁ、あいつ自分で考えれるようになったわけだし。問題ないよな!そうだな。
「じゃあ、俺先に風呂入って寝ますね。」
「あまり無理するなよ?」
「今日はもう脳内演算しませんから。」
あれ使い終わってから急に来るからなぁ・・・。
今回は今井君のステータスを書いときます。
スキルは表記し忘れありそう・・・。
名前:今井 陵(男)
年齢:16
種族:人間
スキル:算術 言語術 脳内演算 棒術lv.1 足技lv.4 発想力lv.7 奇想天外lv.8 観察眼lv.9 予測lv.8 魔力操作lv.6 魔装lv.3 風魔法lv.2 地魔法lv.4 水魔法lv.4 闇魔法lv.4 火魔法lv.3 光魔法lv.2 暗黒魔法lv.1 生命魔法lv.2 堕天魔法lv.1 木魔法lv.5 蒼炎魔法lv.3 氷魔法lv.3 鉄魔法lv.2 幻術lv.1
耐性:物理耐性lv.4 精神異常耐性lv.2
称号:なし
魔力許容量7
判断力がB+
知力がB-
武力がC+




