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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
19/957

19 シオンと魔法練習じゃ。

今回はリリアナ視点。

「ねぇ、リリアナも闇魔法使えると思うのだけど?」


シオンは突然何を言い始めるんじゃ?


「シオンは何を言っておるのじゃ?」


リリアナが闇魔法を使うことはできない。適性がないのだから・・・。


「リリアナの場合は使えるよ、闇のイメージが足りないのよきっと。」


「そんなものなのかのう?」


シオンの言うとおりにやって使えたら得したってぐらいでやるのがベストじゃな、変に期待しすぎたら後がつらいだけというのはよくわかってるつもりじゃ。


「いい?闇はね暗い夜なのよ。」


「暗い夜?その程度のイメージでよいのか?」


「そうよ、あなたなら使えるわ、ほら、私ならできる。私ならできる。闇なんて怖くない。私にはできる。」


「リリアナならできる、リリアナならできる、闇なんて怖くない。」


「そうそう、もっともっとやるのよ!!」


「リリアナならできる。できる。できる。できる。できる。できる。」


「そうよ、ほら、リリアナの手から黒いもやが出始めてるわ・・・。」


む?本当じゃ、本当に、黒いもやが出てきておる。シオンの言う通りにすれば大抵のことはうまくいくもんじゃな・・・。


「シオン出て来たぞ、いっぱい、出て来たぞ!!」


<<スキル闇魔法を習得しました>>


「シオン、覚えたぞ!!覚えたのじゃ!!」


「さすがね、リリアナ。やっぱり誰でも覚えることはできるのね・・・。」


シオンは何かわかったようで、にこにこしておる。シオンは笑っている方が可愛いと思うんじゃ。


「リリアナこれで、あなたも、妖精の祝福を使えるわ。」


「リリアナはシオンのやり方を見てたからな。できるのじゃ!!」


たしか、光の範囲結界を回復の魔法を光の範囲結界の内側に闇の範囲結界をそして、得意魔法のウォールを、妖精魔法で実行じゃったな。

リリアナの周りに光が舞い落ちてきた。


「成功じゃ!!」


「1発でやるなんてさすがリリアナね。」


「うむ。リリアナはすごいからな。もっと尊敬してもよいのじゃぞ?」


「フフフ、まったくリリアナは・・・。」


珍しく、シオンが抱き着いてきた。


「シオンも可愛いとこあるのじゃな。」


「べ、別にいいでしょ・・・。」


シオンは顔を赤くしておる。こういう仕草が可愛いんじゃな。


「そういえば、ずっとリョウはあっちで座っておるがなにしてるんじゃろか?」


「さぁね、今井君は何考えてるのか分かりづらいから・・・わかんないわ。」


リョウは何も考えてないと思うんじゃけどな・・・。案外寝てるんじゃないのかって思うのじゃが・・・。


「リュージはずっと木を殴ってるが何やってるんじゃろか?」


「あっちは簡単よ、『流星拳!!ってやってるのよ。』


「リュージのユニークか?」


「あれは、本村君しかおもいつかないわ・・・。」


「リュージは頭が良かったのか?」


「その逆よ・・・バカよあっちは。」


シオンはクスクス笑っている・・・。


「そういえば、どうして、シオン達はファミリーネームの方で呼び合っておるんじゃ?」


これは、ずっと気になっていたんじゃ。


「考えたこともなかったけど・・・。故郷の文化かしら?」


「いや、あんまりファミリーネームで呼ぶのは良くないって、教えてもらっておったからの・・・。この際じゃ、嫌じゃなければシオンもリョウとリュージと呼んではどうじゃ?」


「そうね・・・考えておくわ。」


「嫌じゃなければでよいのじゃぞ?」


「大丈夫よ。リリアナは心配性ね。」


「し、心配性なんかじゃないぞ!?」


「いつの間にか太陽も沈んできたわね・・・。お昼食べ損ねちゃったわね。」


「リリアナのお腹はペコペコじゃ!!」


「そうね、私もペコペコよ。」


これからもずっとここにいてくれはくれないのかの・・・。



今回はこのスキルについて書いときます。


『重力魔法』

重力を自在に扱うスキル。

魔力の供給量に比例して威力が上がる。


『妖精魔法』

複属性を一つの光に変換するスキル。

複属性を同時に扱うことのできるスキルでもある。

術者に合った属性が大きく影響される。

魔力の供給量に比例して威力が上がる。


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