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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
176/957

176 魔族領3日目夜 尊敬する人

今回は今井君

「昨日は食わなかったけどさ、お前の料理意外といけるな。赤羽根さんほどじゃないけど。」


「これでも、腕に自信あるって言ったじゃないですか?今日は疲れてないのですか?昨日と同じ魔法使ってるみたいでしたけど?」


「最適化したからな。昨日は魔力供給10だったけど許容量12だから昨日は結構ヤバかったけど。最適化した今は3だ。」


「すごいエコですね。許容限界でもないのに疲れたなんて結構生意気じゃないですか?」


「いや、厄介なの拾ったなーってので疲れたんだよ。」


「ひどいです!!私意外と役に立ちますよ!?」


「今日すごくお荷物だったじゃん。コブリンだよ?俺も最初会った時はヤバかったけどさ倒したよ?現代人でも勝てるような敵にギャー助けてくださいっておかしいでしょ・・・。」


「だから、私は戦えないんですってば。」


「厄介なのを拾ったな・・・。誰か貰ってくれないかな・・・。」


「私は役に立ちますからね?魔王様死んじゃったから、これが最後の仕事ですが、この後は、本当に無一文ですよ私?」


「知らんがな・・・新しい働き口見つけろよ・・・そこまで面倒見る気ないぞ?めんどいし。」


「手っ取り早く、お嫁に行こうかな・・・。」


「お前を貰ってくれる奴なんていないと思うぞ。あー猫かぶってれば問題ないんじゃね?」


「リョウさんの中での私の評価すっごく低いですよね?」


「なんでそれ知ってるの?胸の奥深くにあるはずなのに・・・。」


「いや、口から漏れてますよ?」


「まぁ、お前のことなんてめんどいからどうでもいいけど、今度の魔王が青い髪で犬耳のいい感じの青年の魔人族だったら、俺から働けるように頼んであげるけど。」


「それまで、リョウさんのお世話になれっていうんですか?」


「いや、世話しないから。吸血王とちょっと会話した後に魔王争奪戦見に行くから、そのついでに頼んでおくから、安心しろよ。」


「結局私の働き口まで、見てくれるなんて優しいですね、リョウさんは。」


「いや、面倒見る気ないからな。どちらかと言えば、厄介なものの押しつけ。お前ほかの元魔族に行く必要もないことやらされてるだろ?」


「あ、それ私もずっと思ってましたよ。なんで吸血王様のところに行かないとダメなのかなぁって。」


「魔族社会のいじめってスゲーな。死と隣り合わせかよ。この世界で死ねって言われたらマジで殺しに来るからな、驚きだよ。お前運が良かったな。俺と会えてなかったらオーガにやられてたな。」


「きっと、あんなことやこんなことをされたに決まってましたね。私の美貌でオーガが発情してたんですよ。」


「いや、間違ってもそれだけはないって言いきれる。」


「言いたいこと言っちゃってくれますね。」


「わかったから、皿洗って寝ろよ。俺ねるわ。」


「皿洗いを押し付けた!?」


「いや、そのくらいしろよ・・・料理とその他雑用はお前の仕事な、お前も女だから、体臭は気にするものかと思って風呂を新しく増築した俺の優しさを見習え。」


「すごい自分押しですね・・・でも、ありがとうございます。そういう気づかいできる男の人嫌いじゃないですよ。」


「俺は、お前のような荷物はめんどくさいけどな。考えるのもめんどくさくなった。寝る。」


「もう寝てるし・・・全く、掛布団ぐらいしっかりとかけて寝てほしいものですね。」


「いや、まだ寝てねぇよ?」


「キャアァ!?脅かさないでください。心臓止まるかと思いましたよ。」


「いや、寝ようと思ったら布団弄ってくるとか・・・少し、お前のことを危険な目で見ることにしたよ。」


「今、目で、エミーは淫獣っていってましたよ!?」


「いったよ・・・すごいな、全文完璧だよ。」


「私、そんなことしてません。泣きますよ?」


「泣くなら外でな?っていうかお前、コブリンに襲われて泣いてただろ・・・。」


「そんなことありません。」


「そういうことにしておいてやるよ。」


「そういうことって何ですか!?」


「言葉通りだよ。泣き虫エミー。」


「全くその通りじゃないですよ!?」


「お前のノリいいな。」


「そんなことないですよ。」


「お前って尊敬してる人とかいるの?お前が言えば俺も言うけどな。」


「無知なリョウさんに言ってもわかるかわかりませんが、元4大魔将のマイティ様です。あのお方は、同じ4大魔将のワースト様に辱めを受けるところを助けて下さったのですよ。あのお方こそ、魔将にふさわしいです。尊敬してましたが、あのお方も今は死んでしまった、みたいですし。」


「・・・いや、戦争なら死ぬのあたりまえぐらいに思わないとな?」


「別に殺した人を恨んだりしてませんよ。きっと、英雄か何かにやられたんですよ。次はリョウさんの番ですよ。」


「俺の、尊敬するのは俺のメイドだな。特にエーアイ、呼べばすぐ来るし、俺が本当に危ない時は助けてくれるし、道を間違えれば全力で引き戻すとまで、言ってくれる最高で最強のメイドだからな。ついでに美人。」


「その人のこと好きなんですか?」


「そりゃね。好きつっても何人もの人のこと好きだけどな。」


「リョウさんって浮気性ですか?」


「浮気はしないよ、多分。」


「でもたくさんの女性を愛してるって言ってましたよ今。」


「言ってねぇーよ。どんな耳してるんだよ。」


「見ますか?」


「見たくないし、そんな意味じゃない。これだからバカは・・・。」


(主が、私のことをそのように評価していたとは、嬉しさで胸が張り裂けそうでしたよ。)


お前の胸が張り裂けるとかないだろ・・・。


(サイズの話ですか?私の胸は屋敷では1番でかいですね。)


そういう意味じゃないけど・・・。もういいよ。


(私も、主のことを尊敬してますので。)


あーねわかったわかった。



ちなみに私の尊敬する人は織田信長です。


エーアイ>ベラドンナ>赤羽根さん>ジンジャー=リリアナ=マイティ←このラインですでにそれなりにあります

これをご参考までに。



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