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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
168/957

168 王都生活24日目朝 ご主人様はどこかへ旅立った。

今回はエーアイ

「ちょっと用事あるからしばらく、どこか行ってくるわ。」


ご主人様は唐突に変なことを言い始めた。


「何処へ行く気ですか?」


「秘密だよ。」


なぜか、唐突に出ていく気になるなんておかしいと私は思う。


「ご主人様、私が何かいらないことをしましたか?」


「そんなのじゃないから大丈夫。それと、エーアイは優秀だから俺いなくても大丈夫でしょ?」


「そんなことはありませんが、どこに行くかぐらいは教えてくれないと、連絡が伝えれないんですが・・・。」


「大丈夫、危険じゃないからさ。」


非情に上機嫌なご主人様は、さっさと着替えて屋敷から出て行った。


「エーアイ、あなた嫌われたの?」


「まさか、ベラドンナならともかく、私が嫌われるはずがありません。」


「エーアイって私のことすごく低く見てるのだけはわかったわ。」


ベラドンナは一部始終を見てたのか、ご主人様が出ていくなり、すぐに絡んできた。


「マイティがすごく寂しがりそうですね。」


「あの子はご主人様にハート盗まれちゃってるからね。」


人のことをベラドンナは言えないと私は思う。


「リリアナ様と、ジンジャー様にはなんとお伝えすればいのでしょうか・・・。」


「ありのままのことはなせば?」


「それでは、あのお二人は納得なさらないでしょう。」


「普通に武者修行に行ってしまったと、お伝えしてきますわ。」


ベラドンナは本当にそのことを伝えに行ってしまった。あながち、間違えじゃないとは思うが、あのお二人ならば、きっと今からでも追いかけそうだが、ご主人様は、空間魔法で転移しながら、進んでいるので追い付くのは殆ど無理かと思う。


「リリアナをおいていくなんてひどいのじゃぁぁ!」


予想通り、リリアナ様は追いかけて行った。


「ベラドンナ、あなたのせいですよ?」


「でも、すぐに帰ってくるでしょ、ご主人様スゴイ遠くまでもう行ってるんだから。」


「そうですね。ご主人様は何を考えて行動してるかまでは私は知らないですから。」


「あんた心の中まで覗いていそうなのにね。」


「私はそんなことはしません。」


「まぁ、私たちはいつも通りで問題ないでしょ。」


「あなたは、なぜいつも、私と話すときや、ほかの従者と話すときだけそんなに軽いのですか?」


「ノリが軽いってこと?あんたが堅すぎるだけよ。もう少し柔らかくなるべきじゃないの?」


「これでも、十分柔らかくなりました。」


「え・・・それで?」


「あなたは少し失礼ですよ。」


「まぁいいけど・・・じゃあ、私仕事に戻るから。」


「では、私も仕事に戻りましょう。」


ご主人様が朝から何を考えてるか、までは私はわからないが、ご主人様は危険がないからなどとおっしゃってましたが、あの方が何もない筈がない、ご主人様は何もない空中で吸血王と遭遇するような、トラブルメーカーですからね。


「そう考えたら、私はすごく心配になります。」




おい、どこに行くんだ今井君。あれ?おかしいな・・・予定と大幅に違うことし始めちゃった・・・。

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