166 王都生活23日目夕 戦闘後
今回は今井君
「ご主人様、大浴場にお湯を張っておきました。お背中を流しましょうか?」
「いや、いらないから。ベラドンナもご苦労様。」
「いえ、当然のことです。では、私は他にも仕事がありますので。」
「そういえば、今日の夜はお前が来るんだったけ?」
「よろしいのですか?」
「勝手に来てもいいと思うけど?来てる奴いるし。」
あの銀髪魔族はメイドの仕事が終わるとちょくちょくとやってくるしな。
「では、今日の仕事が終わり次第すぐに行きます。」
こいつってもう堕天魔法使えるようになってるのに呼ぶ必要あったのか?まぁいいか・・・。
(私も今晩、主の部屋に行ってもよろしいでしょうか?)
忙しくないの?ならいいけど。
(ありがたき幸せです。)
オーバーな・・・。
「じゃあ、風呂に入るか・・・大浴場にお湯張ったんだよな・・・。」
確かにこっちでよかったみたいだな。
「生き返るわー。生きた心地が最近しなかったからなぁー、うまいこと言ってなんか負けたことになっちゃったしな。結局俺のあの魔法は大したことないのか?」
(主の最大火力を使わない優しさですよ。主は主にとって大切なものが傷つくことをひどく不快に思うお方ですので、主自身が気づかないうちに力をセーブしてるのですよ。)
やっぱりかぁ・・・それは優しさじゃなくて、自己満足だよな。怠慢とでもいうのか?
(主はいつでも、常に全力を尽くす方です。怠慢なはずがありません。)
「お前らはいっつも同じようなことを言ってばかりだな・・・。」
「なにが?私変なこと言った?せっかく後ろから脅かしに来たのに・・・。」
なんで?ここにジンジャーがいるんだよ・・・。
(主と一緒に入りたかったのでしょう。ジンジャー様は意外と甘えたがり屋なのですよ。)
「知らなかったけど。俺はいろいろとまずいから。もう上がるわ。お前はゆっくりとして行けよ。女は髪の毛が命らしいし。」
「男って女の裸を見たがる生物じゃなかったのね。せっかく覚悟してきたのに・・・。」
「逆にそんなすぐに覚悟が付いたお前がすごいな。じゃあ、あがるから、あんまり長くつかりすぎてのぼせるなよ。」
「私はそんなことしないわよ。」
とりあえず、撤退はできたな。
「服も着替えたし、あいつらくるまで寝とくか・・・。」
(お食事はどうなさいますか?)
後で持って。お前が来るときに持ってくればいいよ。
(わかりました。)
「俺の部屋にやっと帰ってきたか・・・少し汚いな・・・本が散らかって足の踏み場がないな。ベットだけだな綺麗なのは。」
寝るとき本まみれとかはまじで勘弁してほしいしな。
大きいお風呂入りたいですよね。




